株式会社Fablicは、同社が展開するフリマアプリ「Fril(フリル)」において、ヤマト運輸株式会社と連携した独自の配送サービスを9月上旬から開始することを発表した。
「ネコポス」に独自サービスをつけ割安で提供
新たに始める配送サービスは、ヤマト運輸が4月1日より開始した「ネコポス」と連携するもので、宛名書きが不要なサービスや独自の補償サービスをつけるほか、割安な配送費で利用することができる。
このサービスを利用するには、出品者は売買成立後に配送商品をヤマト運輸直営店に持ちこみ、取引成立時に発行されたQRコードを店頭端末「ネコピット」で読み込んでもらうことで、送り状が印字され、宛名書きをすることなく配送することができる。
料金はFablicが一部を負担し、割安な配送費で利用できるようにする。
「Fril」独自の新たな補償サービス「フリルあんしん補償」は、「商品が届かない」などのトラブルが発生した場合に出品者と購入者に商品代⾦などを補償するもの。
料金表と補償サービスの詳細はサービス開始時に発表されるとのことだ。
今後はコンビニエンスストアなどでも送り状の発行と発送の受け付けにも対応していく予定で、投函完了時にアプリでプッシュ通知する機能や、双方で個人情報を開示することなく送れる匿名配送サービスにも対応する予定だ。
左からヤマト運輸 執行役員法人営業部長 小菅泰治氏、Fablic 代表取締役 堀井翔太氏