株式会社Ancarは、中古車の個人間売買サイト「Ancar(アンカー)」をベータ版として8月11日から提供を開始した。
個人間の中古車売買をサポート
「Ancar(アンカー)」は、個人同士の中古車売買をサポートするサービス。すべて「Ancar」による点検・整備を行ったものが出品される仕組みで、車検に通らないような車や事故車は扱わない。
決済や成約時に必要な手続き、購入者への輸送なども「Ancar」が代行する。
出品する際には、「Ancar」がまず査定を行い、「Ancar」自身が買い取る場合の参考価格と出品時の推薦価格帯を提示。売主はそれをもとに出品時の価格を決めて出品を確定させる。
その後、Ancarが提携する整備工場で整備士による車の点検・整備を実施し、点検・整備結果とともに車がサイトに掲載される流れとなる。出品期限は30日間で、車が売れなかった場合は「Ancar」に買取を依頼することもできる。
成約した際に必要となる、名義変更・車庫証明取得などは「Ancar」が代行し、買主への輸送も「Ancar」が代行する。購入した車に不備があった場合などに返品ができる「返品制度」も設ける。3日以内かつ100kmの走行までに掲載情報との齟齬を発見した場合に返品ができる形だ。
システム利用料は、出品価格が250万円未満の場合、4万円+車体価格の3%。250万円以上の場合は車体価格の5%となる。
その他に、名義変更費用や車庫証明取得費用などが別途必要になるほか、輸送費として1万9,500円〜がかかる。
「Ancar」は、これまで中間業者などで発生していた手数料を不要にし、しっかりとした点検・整備を行う仕組みを提供することで、安心して売買できるマーケットの実現を目指す。
Ancar(アンカー)
https://ancar.jp/