
リアルイベントから生まれたフリマアプリ。収益の一部は寄付に
「MOTTAINAIマーケット」は、「もったいない」という文字通り、ゴミ削減や資源の再利用による循環型社会の構築を目指す「MOTTAINAIキャンペーン」がプロデュースするフリマアプリ。「MOTTAINAIキャンペーン」は、関東圏で毎週末「MOTTAINAIフリーマーケット」と「MOTTAINAIてづくり市」を開催しており、その場に来られない人も手軽にモノの循環や再利用を楽しんでもらいたい、という想いで「MOTTAINAIマーケット」が生み出されました。

まさにオンライン上のフリーマーケットで、服や雑貨以外にも、漫画やゲーム、スマホなどの中古の家電やガジェット、IKEAの家具なども出品されています。
ハンドメイド品にはアイコンがつけられるので、買う側は一目でハンドメイド品と分かり安心です。

収益の一部はケニアの植林活動に寄付される仕組みとなっており、アプリを使うことで社会貢献に繋がります。

SNSの要素も大きく、好きな出品者をフォローしたり、気に入った商品に「いいね!」をつけて後から「いいね一覧」で商品を見たり、コメントを残したりすることもできます。
資源回収等で集めたものを、公式カテゴリで販売
回収した資源を再販売する「MOTTAINAI公式カテゴリ」も、「MOTTAINAIマーケット」の特徴です。「MOTTAINAIキャンペーン」は、フリーマーケットで資源の回収コーナーの設置や、衣類回収プロジェクトを行っており、そこで集めたものを「MOTTAINAIマーケット」内の「MOTTAINAI公式カテゴリ」にて販売し、資源の再循環を促しています。

もちろんこちらの収益の一部も、ケニアの植林活動に寄付されます。
MOTTAINAIキャンペーンとは
MOTTAINAIキャンペーンは、2005年にスタートした世界的な活動。「地球環境に負担をかけないライフスタイルを広め、持続可能な循環型社会の構築を目指す」という理念に基づいた活動で、ノーベル平和賞を受賞したケニアのワンガリ・マータイさんによって提唱されました。
日本の「もったいない」という言葉には、「 Reduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)と地球資源に対するRespect(尊敬の念)が込められている」と感銘を受け、これを国際語「MOTTAINAI」として活動のシンボルに掲げました。
ワンガリ・マータイさんはアフリカ全土に植林を行う「グリーンベルト運動」の提唱者でもあり、「MOTTAINAIマーケット」の収益の寄付先も、この「グリーンベルト運動」になります。
東アフリカに水と緑を取り戻すのが目的で、住民の積極的な協力もあり、目標数を上回る植樹活動が続いているとのこと。

さらに、富士山ゴミ拾い大会や、小学生中高学年の子どもたちだけが参加できるキッズフリーマーケットなど、ユニークな催しも意欲的に開催しています。
MOTTAINAIキャンペーンは、地球環境に優しいオリジナル商品もプロデュースしており、見たことがある、知っているという方も多いのではないでしょうか。
もともと「フリーマーケットでモノを売る」ということ自体が環境に優しいと思いますが、「MOTTAINAIマーケット」だとさらに植林活動に寄付ができるという部分が大きいですよね。
モノも売りつつ、地球環境にも貢献できるフリマアプリ、今のフリマブームに乗って広がって行くといいなと思います!
MOTTAINAIマーケット http://www.mottainai-market.com/