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写真投稿SNSのようなショッピングアプリ「WONDERFULL」が提供開始

Inagora株式会社は、写真投稿SNSにショッピング機能を統合したショッピングアプリ「WONDERFULL(ワンダフル)」の提供を7月7日より開始した。まずはiPhoneアプリを提供している。
Inagora代表の翁永飆氏は、キングソフトの代表も務める人物。
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ショッピングが可能な写真投稿SNS

「WONDERFULL」は、写真投稿SNSにショッピング機能を統合した女性向けのショッピングアプリ。現在はあらかじめ選ばれた100人のオーナーのみが写真を投稿できるようになっており、ユーザーはオーナーが投稿した写真から気になるアイテムを購入することができる。商品はファッション・ビューティー・フード・ベビー&キッズなどの幅広いカテゴリを扱っている。
投稿者が限られるということで一般的なSNSとは異なるが、将来的には誰でも投稿できるように機能を開放していくようだ。
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オーナーには、モデルのMIEや星玲奈、黒木なつみなどが選ばれており、ビューティ・ファッション・食・インテリアなどのライフスタイルに精通した人物が参加している。
オーナーと呼ぶ理由は、それぞれの参加者が自身のセレクトショップをオープンするようなイメージとなるためだ。
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紹介した商品が売れた場合はマージンがオーナーに支払われる

アプリ内で購入できる商品は、すべて「WONDERFULL」の出店企業であるサプライヤーが出品する商品となる。
オーナーが投稿する際に、写真に商品を紐付けることができるようになっており、自分の投稿経由で商品が売れた場合は、オーナーにマージンが支払われる仕組みだ。
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発表会でアプリでの投稿を披露する、タレントの優木まおみ(左)とモデルのMie(右)

サプライヤーが出品した商品が売れた場合には、販売価格の80%以上がサプライヤーに支払われる。20%の内訳としては、WONDERFULL手数料として5%、クレジットカード手数料として3.3%が発生するほか、オーナーに数%のマージンが発生する。なお、オーナーへのマージンはサプライヤーが設定できる。
初期費用や月額費用などはかからず、売れた場合の手数料のみとなる。
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現在「WONDERFULL」に商品を出品するサプライヤーは50社程度だという。基本的に自分で写真を取って、出品されている商品と紐付けるというスタイルとなるため、ショッピング機能を成立させるためには、出品商品の充実はかなり重要なポイントとなりそうだ。日本ではまだまだ確立されていないこのスタイルのアプリがどのような反応を得られるのか注目していきたい。
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左からInagora代表の翁永飆氏、タレントの優木まおみ、モデルのMie、ブルーフォーカス・コミュニケーション・グループのニコール・ラム氏、MNC New York代表の山本氏


WONDERFULL(ワンダフル)
http://wonderfull.jp/
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カテゴリ: ライフスタイル
価格: 無料

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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