時短オークション「スマオク」を提供するザワットが2.5億円を調達

ブランド品の時短オークションサービス「スマオク」を運営するザワット株式会社は、SIG Asia Investments、IMJインベストメントパートナーズの運用ファンド、MSキャピタル株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額2.5億円を調達したことを発表した。
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24時間で終了する時短オークション

「スマオク」は、最初の入札から24時間のオークションがスタートする「時短オークション」が特徴のサービス。出品はスマホから簡単に行うことが可能で、出品手数料は無料。売買が成立した場合にのみ、販売価格の10%が手数料として発生する。お金のやりとりは「スマオク」が仲介する。
特徴的なサービスとして、商品の受け渡しを仲介し、ブランド品の鑑定と匿名配送サービスを提供する「スマオクあんしん取引」や、他サイトで出品している商品を一括で出品代行する「スマオク出店デビューサポート」サービスなどがある。
6月3日にはIMJインベストメントパートナーズの親会社である、T-MEDIAホールディングスと業務提携しており、T-SITEにおいて「ライブオークション」の提供を開始している。これにより国内の中古品売買事業の拡大を加速させる考えだ。
今後は、SIG Asia InvestmentsとMSキャピタルが持つ、中国をはじめとしたアジア地域でeコマースを運営する企業などのコネクションを活用し、CtoC越境コマースプラットフォームの構築にチャレンジしていくとしている。
ザワットは調達した資金を、人材採用の強化とプロモーションに充てる。

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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