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GMO-PG、三井住友銀行らと資本業務提携し80億円を調達

GMOペイメントゲートウェイ株式会社は、GMOインターネット株式会社と株式会社三井住友フィナンシャルグループおよび株式会社三井住友銀行と資本業務提携したことを6月9日発表した。
GMOペイメントゲートウェイは、GMOインターネットと三井住友銀行を引受先とした第三者割当増資を実施し、約80億円を調達する。(GMOインターネットが約41億円、三井住友銀行が約39億円)
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GMOペイメントゲートウェイは、5万4千以上のECサイトなどにクレジットカードをはじめとする決済代行サービスを提供する企業。今回の資本業務提携の理由に関しては、金融技術とIT技術の融合によってもたらされる多様な決済ビジネスの事業機会への取り組み、国内におけるEC市場の拡大を見据えた大規模な企業との取引拡大が不可避であることなどをあげているほか、資金面ではニーズが高い早期入金サービスや「GMO 後払い」による増加立替資金や運転資金や、自己資本の増強が必要であることなどをあげた。

決済代行ビジネスを行う新会社を設立

三井住友銀行との業務提携内容として、クレジットカードなどの決済代行ビジネスを展開する合弁会社の設立することを発表した。新会社に対して三井住友銀行からは顧客紹介、GMOペイメントゲートウェイからは決済代行システムの提供をそれぞれ行うほか、両社から人員を派遣する。詳細についてはこれから検討していくとのこと。
GMOペイメントゲートウェイの2014年9月期の連結売上高は72億500万円、連結純利益15億1,500万円だった。2015年9月期は連結売上高86億5,600万円、連結純利益17億9,700万円と予想している。


GMOペイメントゲートウェイ
http://www.gmo-pg.com/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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