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子ども服を交換できる「mycle(マイクル)」がサービス開始

株式会社VONOVOは、レンタル倉庫サービス「minikura(ミニクラ)」を提供する寺田倉庫と業務提携し、着れなくなった子ども服をウェブ上で簡単に交換できるシェアリングサービス「mycle(マイクル)」の提供を6月3日から開始した。
事前会員登録の受付を4月22日から行っていたが、約40日間で800人が登録した。
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着れなくなった子ども服を交換

「mycle」は、着れなくなった子ども服を着れるサイズの子供服とウェブ上で簡単に交換できるサービス。無料会員と月額会員の2つの会員制度を用意している。
月額1,200円(税込)の会員になることで、子ども服が詰まった箱と交換できるウェブチケットを毎月1枚取得することができるほか、着れなくなった子ども服をダンボールに詰めて送ることで、チケットを1枚取得することができる。
子ども服の箱は原則チケット1枚で交換できるが、より内容量の多い箱やハイブランド商品が含まれている箱は複数枚のチケットが必要となるとのことだ。
無料会員では、一箱4,000円〜7,000円で購入できるほか、いらなくなった服を詰めた箱を送ることで、ポイントを得られ、それをチケットに交換することができる。
子ども服を送る際は、同サイズの服をまとめて紙袋やダンボールに入れて送れば良い。箱のなかには最低5着の服を入れる必要があり、上限は定められていない。「mycle」に集荷依頼することも可能で、送り状を記入する手間もなく、配達員に子ども服を渡すだけで出荷することができる。集荷の際には送料はかからない。

交換する箱の中身はサイト上で確認が可能

チケットと交換する箱は、サイト上で中身を確認しながら選ぶことが可能。現在交換が可能なのは、90cm/100cm/110cmの3サイズ。今後、70cm/80cm/120cmサイズを拡張する予定だ。
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利用者から送付された洋服はすべて検品作業が行われるため、汚損・破損のない商品のみが出品される形となる。
交換する際には、取り出し送料として1箱あたり800円がかかる。
成長のためにすぐに着れなくなったしまう子ども服のシェアリングサービス。最近ではフリマアプリなどで簡単に服を売ることができるようになったが、箱ごと交換という仕組みは手間がかからない面が魅力となりそうだ。
利用者にお得感を感じさせることができれば、どんどん広がっていくのではないだろうか。


mycle(マイクル)
https://mycle.jp/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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