「mixiモール」サービス終了を発表、DeNAとの共同事業サービス開始から2年で

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株式会社ミクシィは12月20日、同社が運営する「mixiモール」を2014年3月25日(火)に終了することを発表した。14時でサービスを終了し、新規の会員登録、商品購入ができなくなる。

「mixiモールは」、2012年3月21日に株式会社ディー・エヌ・エーと共同で提供・運営するモール型のソーシャルコマースサービスとして誕生した。モールはmixi内に設けられ、オープン時にはHMV、JINS、Joshin、ヴィレッジバンガードなどの1500店舗が参加し、350万品の商品が提供された。

各商品には、「きになる!」ボタンと「もってる!」ボタンが設置され、ユーザーは「mixi」でつながっている仲の良い友人に商品をお薦めしたり、商品を実際に購入することも可能で、「モノ」を起点とした新たなコミュニケーションが楽しめる仕組みを用意した。

ミクシィは終了の理由として、「約2年間の運営によりソーシャルコマースにおける一定の知見・ノウハウを得られたこと、また両社で協議を行った結果、今後の継続的な事業拡大に向けてサービス・運営体制両面での見直しが必要と判断し、サービスを終了させることといたしました。」と述べた。

今後は、「mixiモール」で得られた知見・ノウハウを活かして、今後も引き続きサービスの改善・新機能の提供に取り組むとしている。

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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