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スタートトゥデイ、フリマ事業に参入

スタートトゥデイは、2015年3月期通期の決算説明会を行い、今期新たにフリマ事業に参入することを発表した。詳細や具体的な時期は不明だが、今期中にサービスを開始することを明らかにした。
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今期35億円の取扱高を目指す

スタートトゥデイは、中長期の商品取扱高目標として5,000億円を目指すうえで、これまでは自然成長をベースとしてきたが、新たな可能性としてフリマ事業を展開する。
ZOZOTOWNは現状の課題として在庫の供給不足による機会ロスをあげているが、ブランドの都合によりなかなかうまくいかない面がある。
その為、フリマ事業を開始することにより、中古品の取扱いを伸ばし、全体の成長を加速させる考えだ。フリマ事業の今期目標として35億円の取扱高を掲げた。
ZOZOTOWNの会員は6割が女性が占めており、平均年齢は32.2歳という特徴を持っていることや、500万ダウンロードを突破したファッションコーディネートアプリ「WEAR」を展開しているため、フリマとの相性は良さそうだ。
また、利用者から中古品を買い取り販売する「ZOZOUSED」を展開しており、これらの事業との連携も考えられるだろう。「ZOZOUSED」の2015年3月期の取扱高は44.4億円となっている。
スタートトゥデイ代表の前澤氏はTwitterで以下のようにコメントしている。

ZOZOの購入履歴からも、WEARのクローゼットからも、めちゃくちゃ簡単に出品可能。両方合わせてMAU2000万人のファッション好きの集まるフリマ。物流のエスクローで著名人もプライバシー守って取引可能。個人で出品面倒ならZOZOUSEDで買取可能。すべてのノウハウと洋服好きの魂を全力投下する、グループ総力あげての新事業。

ちなみに、フリマアプリトップの「メルカリ」は月間流通総額が数十億円、それに続く「Fril」は月間流通総額が5億円以上だ。


スタートトゥデイ
http://www.starttoday.jp/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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