株式会社VONOVOは、レンタル倉庫サービス「minikura(ミニクラ)」を提供する寺田倉庫と業務提携し、着れなくなった子ども服をウェブ上で簡単に交換できるシェアリングサービス「mycle(マイクル)」の事前登録の受付を4月21日より開始した。
着れなくなった子ども服をこれから着れる服と交換
「mycle」は、着れなくなった子ども服を着れるサイズの子供服とウェブ上で簡単に交換できるサービス。月額1,200円(税込)の会員になることで、子ども服が詰まった箱と交換できるウェブチケットを毎月1枚取得することができるほか、着れなくなった子ども服をダンボールに詰めて送ることで、チケットを1枚取得することができる。
子ども服の箱は原則チケット1枚で交換できるが、より内容量の多い箱やハイブランド商品が含まれている箱は複数枚のチケットが必要となるとのことだ。
子ども服を送る際は、同サイズの服をまとめて紙袋やダンボールに入れて送れば良い。「mycle」に集荷依頼することも可能で、送り状を記入する手間もなく、配達員に子ども服を渡すだけで出荷することができる。
受取る箱は中味を見ながら選ぶことが可能
交換がコンセプトのサービスとなるが、毎月1枚チケットがもらえるので、こちらが服を送らなくてもサービスを利用できる。もらう服は、箱単位で選ぶことが可能で、サイズや性別で選べるほか、入っている服をウェブで確認することもできる。
サイズがすぐに変わってしまう成長期において、服はなかなか悩ましい問題で、交換することのニーズは高い。ここがうまく回る仕組みを作ることができれば人気サービスとなる可能性が高そうだ。
「mycle」は、1集荷につき1箱のみの発送に限定する予定で、検品が終わるまでは次の発送を控えてもらう方針。VONOVOは「お客様が1ヶ月で獲得できるチケット枚数は4枚程度ではないか」と想定しているとのことだ。
事前登録では、「mycle」のLINEアカウントに友だち登録することで行うことができるというユニークな方法をとっている。
mycle(マイクル)
http://mycle.jp/