AppleはiTunes Storeで2013年ののベストアプリ「BEST OF 2013」を発表した。今年のベストiPhoneアプリには銀行やカードの明細を一元管理するサービス「Moneytree」、ベストiPhoneゲームにはレースゲーム「アスファルト8:Airborne」が選ばれているが、この記事では「ショッピングの新しいかたち」としてベストアプリに選ばれた6つのアプリをご紹介する。
BASE
1つ目は無料で簡単にショップを作成できる「BASE」のアプリ。このアプリではBASEで作成された5万のショップで販売されている完全オリジナル商品から、スタッフが厳選した商品をチェックすることができる。商品の写真が引き立つシンプルなデザインで、サクサク見ることができるので、見ているだけでも楽しくなる。
iTunes Store
メルカリ
2つめはフリマアプリ「メルカリ」。Shopping Tribeでも実際に買ってみたレポートを公開したが、ナビゲーションやお知らせなどがわかりやすく、使っていて迷うことがなかったのが好印象。
アプリもサクサク動き、新しい商品が出品された際もわかりやすい。メルカリは2013年のGoogle Play「ベストショッピングアプリ」にも選ばれている。
iTunes Store
Sumally
3つ目はモノでつながるSNS「Sumally」のアプリ。友人と持っているものや欲しい物を共有して、新しい商品に出会うことができるサービス。
登録アイテムは100万点以上で、一部のアイテムはSumallyの中で購入することが可能。会員数はサービスから2年で25万人を突破しており、月間PV数は3000万を記録。「want」や「have」などの総アクティビティ数は3,500万件を超えている。
同じ商品を「want」した人が、他にどんな商品をマークしているか確認したり、気になる人がマークした商品を確認したり、様々な商品と探りながら出会うことができる。
iTunes Store
Origami
4つめは次世代ショッピングアプリ「Origami」。好きなブランドやショップをフォローすると、様々な商品や最新情報が自分のタイムラインに流れてくる。商品に「いいね!」をすることで、プロフィールページが自分だけのセレクトショップになる。気に入った商品があれば、Origami内でそのまま購入することも可能。出店数は500店舗以上。

PayPal
5つ目は決済サービス「PayPal」のアプリ。9月から提供を開始した「顔パス支払い機能」は、スマホに登録した自分の顔写真を会計時に提示することで、支払いを可能にする機能で、カフェやレストランなどで利用することができる。
iTunes Store
Squareレジ
6つ目はモバイル決済サービス「Square」のアプリ。iPhoneにSquareリーダーを接続するだけで、クレジットカード決済を行うことができる。いつでも、どこでも決済が可能になり、手数料はスワイプ時の3.25%のみとお手軽なのも特徴。
創業者はTwitterの共同設立者のひとりであるジャック・ドーシー。日本では5月にサービスを開始した。
iTunes Store
Appleがテーマとして「ショッピングの新しいかたち」を選んだ通り、振り返ってみると2013年はスマートフォンによる様々新しいショッピング体験の試みが行われた1年だったのかもしれない。2014年もどんなアプリが登場するのか楽しみだ。