楽天株式会社と株式会社幻冬舎は、スマートフォン向けの無料ファッション誌「GINGER mirror(ジンジャーミラー)」を4月14日に創刊することを発表した。楽天が発行し、幻冬舎が編集を行う。
100ページにわたり約400アイテムを紹介し、ファッションアイテムの「スマホ買い」の促進を狙う。
紹介アイテムはそのまま楽天市場で購入可能
「GINGER mirror(ジンジャーミラー)」は、20代後半から30代の女性をターゲットにしたスマートフォン向けファッション誌。スマートフォンやタブレットのウェブブラウザから無料で閲覧することができる。
春の注目服や小物を約400アイテムを紹介
創刊号では、「春ファッション コスパな買い物図鑑」というテーマで100ページにわたり、春の注目の服や小物を約400アイテム紹介する。表紙にはモデルや女優として活躍する菜々緒を起用。誌面では、菜々緒のほか、伊藤ニーナ、アレクサ、林田岬優、安田美沙子などが登場する。
紹介するアイテムは編集部が厳選した「使えるコスパ服」で、掲載商品は楽天市場でそのまま購入することができる。企画ごとに3千円以下や1万円以下といった値段設定をしているとのことだ。
「GINGER mirror」は、幻冬舎が2009年より発行している女性誌「GINGER」の監修や電子雑誌事業を展開する株式会社ブランジスタの制作協力のもと提供する。紙と同じスタッフを起用し、雑誌を同じ感覚で編集しているとのこと。雑誌よりもオフタイム・カジュアルよりのファッションアイテムが紹介されているとのことだ。
スマホのコアユーザーに向けて展開
今回展開する「GINGER mirror」の20代〜30代というターゲットは、楽天市場のスマホユーザーのコアターゲットでもある。
楽天市場の2014年の流通総額のうち44%はモバイルからの購入となっており、2003年と比較すると2014年はモバイル流通が240倍に拡大している。特に2011年から加速度的に伸びている。
スマートフォンユーザーの7割は女性で、20代〜30代が中心。
そして、スマホでの購入が多いジャンルは断トツでレディースファッションが占める。
スマートフォンからのアクセスでは、パソコンにはないランチタイムの伸びや帰宅〜就寝前の増加する傾向があるようだ。
楽天市場としては「GINGER mirror」の展開によりファッションアイテムの「スマホ買い」の促進を目指している。
次回の発行は6月末を予定しており、今後季刊誌や月刊誌といった定期刊行を目指していきたいとのことだ。
GINGER mirror(ジンジャーミラー)(スマホ・タブレットから閲覧)
http://event.rakuten.co.jp/smart/gingermirror/