アイウエアの「JINS」がアメリカに初進出 ー 通販サイトも全米で同時展開

株式会社ジェイアイエヌは、アイウエアブランド「JINS(ジンズ)」のアメリカでの第一号店となるグローバル旗艦店「JINS Union Square」を4月10日11時(米国時間)にカルフォルニア州サンフランシスコにオープンすることを発表した。通販サイトも全米を対象に同時にオープンする。
jins1

1,200種類の商品を展開 価格は60ドルから

JINSは、これまで日本国内281店、中国48店の計329店舗を展開してきたが、330店舗目にしてJINS史上最大の店舗面積を誇るグローバル旗艦店として「JINS Union Square」をカルフォルニア州サンフランシスコにオープンする。
店内には、常時1,200種類の商品を並べ、米国別注モデルも用意した。価格は薄型非球体レンズ込みで60ドル・80ドル・100ドル・120ドルの4プライスで展開する。
jins2
最大の目玉として、2013年にJINS 吉祥寺店で世界で初めて店内設置したレンズ自動加工機をさらに進化させた「KANNA(カンア)」を設置。1時間に63本のメガネレンズを加工できる性能をもち、会計後30分でメガネを受取ることを可能にした。

ECサイトは全米を対象に展開

ECサイトは全米を対象に展開する。こちらも1,200種類以上の商品を常時展開するとのことで、購入後2日〜6日で自宅まで届ける。(レンズ特注の場合は1〜2週間)
jins4
ジェイアイエヌによると、米国のメガネ市場規模は200億ドル(約2兆2,800億円)で、日本の約6倍と推計されており、年々拡大傾向にあるという。米国の一般的なメガネの販売価格は平均300ドル(約3万5,700円)で、受取るまでに1〜2週間かかることから、JINSが実現する価格帯や30分で受け取れるサービスは「大きなアドバンテージになる」としている。

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

You may also like

Comments are closed.