ユザワヤ、誰でも出品できる「ユザワヤマーケット」を公開 — STORES.jpと連携

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手芸用品・生地・ホビー材料専門店の「ユザワヤ」とSTORES.jpを運営する株式会社ブラケットは12月17日、ハンドメイド作品専用のマーケットプレイス「ユザワヤマーケット」を公開した。
同時に、ユザワヤ商事株式会社と株式会社ブラケットの業務提携を発表した。

ユザワヤマーケットに商品を出品するには、まずSTORES.jp にてオンラインストアを開設し、プロモーション機能のスイッチをオンにすることで、自動的に ユザワヤマーケットに商品が露出され、販売ができる状態となり、無料で利用できる。

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オープン時の出品者数は400名で、すでに5000点以上の商品が出品されており、商品ページの「カートに入れる」をクリックすると、出品者のショップに移動する形となる。

STORES.jpは誰でも簡単に自分のオンラインストアが作成できるサービス。月5アイテムまでは無料、月6アイテム以上の場合は月額980円で利用できる。現在は6万ストアがショップを開設している。購入者がクレジットカード決済を利用した場合は、オーナーに5%の決済システム手数料が発生する。

今回の提携にあわせ、「STORES.jp オンラインストア開設キット」をユザワヤ全店舗で販売する。キットはプレミアム会員費をセットにしたパックになっており、3ヶ月プランは15%割引、6ヶ月プランは18%割引、1年プランは28%割引と割安で利用できる。ユザワヤの店頭の他、ネットでも販売する。

また、約21万人の会員が利用する「ユザワヤフレンドクラブ」との連携も行う。自分の作品をオンラインストアで販売したいが、スキルがないといったユーザーに、STORES.jpの利用を促す。

株式会社ブラケットは株式会社スタートトゥデイと協力し「ZOZO MARKET」の公開を2014年1月15に予定している。今回発表された「ユザワヤマーケット」は同様の形式となる。
ファッションの「ZOZO MARKET」とハンドメイドの「ユザワヤ マーケット」。それぞれ露出を増やすのが困難な個人売買をターゲットにしており、利用者にとっては、素晴らしい仕組みの提供となるのではないだろうか。さらなる展開があるのか、今後も注目だ。

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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