BEENOS株式会社の子会社であり、ブランド品宅配買取サービス「ブランディア」を展開する株式会社デファクトスタンダードは、伊藤忠商事株式会社と資本業務提携したことを発表した。
デファクトスタンダードは伊藤忠商事を引受先とした第三者割当増資を実施。これにより伊藤忠商事はデファクトスタンダードの株式10.8%を保有することになり、BEENOSに次ぐ主要株主となる。
ブランド品を買取、オークションで販売するビジネスモデル
「ブランディア」は、バッグや財布、時計など6,000以上の幅広いブランド品を対象にした買取サービスで、ダンボールに詰めて送るだけで買い取ってくれる宅配買取サービスを展開している。店舗を持たずに、インターネットだけで展開しているのも特徴だ。
2007年3月にサービスを開始しており、2015年1月に累計利用者数が100万人を突破した。2013年頃から利用者数の増加ペースが早まっているようだ。
買い取った商品は、国内や海外のネットオークションに出品するCtoBtoCのモデルで、中古品EC市場では2014年度実績で売上ナンバーワン*となったほか、販売チャネルのひとつである「ヤフオク!」では、5年連続で年間ベストストアを獲得している。
*日本ネット経済新聞 2014年12月4日「第2回中古EC売上高ランキング(2014調査)
これまで伊藤忠商事とデファクトスタンダードは、伊藤忠グループとの提携による「ブランディア」事業収益の拡大や物流資材の調達サポートによるコスト削減など、事業面での連携を行ってきた。今回の資本業務提携により、協業を一歩進め、伊藤忠商事の持つグローバルなネットワークを活用した海外展開(海外での販売先事業者開拓など)やデファクトスタンダードの事業構築ノウハウを活用した新規ビジネス開発を目指す。
ブランディア
http://brandear.jp/