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日本郵便、宅配ロッカーサービスを4月から展開 ー まずは楽天市場と連携

日本郵便株式会社は楽天株式会社と連携し、日本郵便が都内の郵便局など約30ヵ所に設置予定のロッカーを楽天市場の商品の受取場所に指定できるサービスを2015年4月から開始する。
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日本郵便が新たに開始するのは、ECサイトで購入した商品の受取場所として、郵便局などに設置されたロッカーを指定し、購入者の好きなタイミングで受取ることができるサービスだ。普通扱いのゆうパックとして発送される荷物が対象となる。
まずは、ニーズを確認するための試験運用として開始し、その期間は「楽天市場」の出店事業者を対象にサービスを展開する。
具体的な利用イメージとしては、楽天市場で商品を購入する際の届け先に、日本郵便のロッカー設置場所を指定すると、ロッカーに荷物が配達されたタイミングで楽天市場から通知され、その際にロッカーの扉を開錠するために必要な暗証番号などが知らせられる。これにより、利用者は好きなタイミングで荷物が受け取ることができる。荷物が受け取れる時間帯などの詳細は不明となる。
なお、楽天は大阪を中心に試験的に運用している「楽天BOX」についても、2015年中に全国で展開する計画があることも明らかにしている。

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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