夢展望、関東初のリアル店舗をオープン ー 大阪の店舗も初の常設店に

ファッション通販サイト「夢展望」を運営する夢展望株式会社は、千葉県船橋市の「三井ショッピングパーク ららぽーと TOKYO-BAY」内に12月26日より期間限定でリアル店舗をオープンすることを発表した。
また、2014年7月より大阪に期間限定でオープンした「夢展望HEPFIVE店」に関しても夢展望初の常設店舗にする。
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夢展望HEPFIVE店

大阪の店舗には月間10万人が来訪、初購入の入口として手応え

2014年7月4日にオープンした大阪の梅田駅にある「夢展望HEPFIVE店」は、月平均で約10万人が来訪し、売上実績でも館内の店舗の中で上位を獲得するなど好調に推移した。
今後のオムニチャネル戦略における新サービスの試験的導入やインターネット通信販売との相乗効果を図っていくうえでも「継続の価値有り」と判断し、常設店舗とすることを決めたという。
「夢展望HEPFIVE店」で、商品を購入した利用客を対象にしたアンケートでは、「夢展望を知っていた」と回答した人が80%であった一方で、「購入したことが無い」と回答した人は43%だったという。
さらに、「夢展望のサイトで今後も購入したい」と回答した人が67%だったことから、「ユーザーとの接点」を増やし、新規顧客を増加させていく面でも手応えがあったとしている。

関東圏初の店舗

千葉県船橋市に12月26日にオープンする「三井ショッピングパーク ららぽーと TOKYO-BAY」では、2014年6月に誕生したヤングファッションを中心に28店舗が並ぶ新ゾーンに出店する。
ららぽーとTOKYO-BAYは、約460の専門店で構成される大型施設で、年間来場者数が約2500万人を誇るショッピングセンター。2015年7月までの期間限定を予定しているが、こちらも状況に応じて常設店となることが期待できそうだ。
夢展望は、これまで基本的にネット専業で展開してきたが、今期から販売チャネルを多角化することでユーザーとの接点を増やし、サービスの拡充を図るオムニチャネル戦略に注力しており、リアル店舗の出店はその一環となる。
初めて本格展開した大阪で手応えを得た夢展望、今後の展開にも注目だ。

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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