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リクルート、予約管理の「Airリザーブ」と順番待ち管理の「Airウェイト」を発表 ー 「Airレジ」のアカウント数は10万件を突破

株式会社リクルートライフスタイルは、店舗が簡単に使える予約管理システム「Airリザーブ」の提供と、順番待ち管理アプリ「Airウェイト」の本格展開を11月27日に開始した。いずれも無料で提供する。
また、同社がサービスの提供を開始してから1年が経過した無料POSレジアプリ「Airレジ」のアカウント数が10万件を突破したことも明らかにした。
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「Airレジ」は、スマートフォンやタブレットにインストールすることで利用できるPOSレジアプリ。2013年11月にサービスを開始したサービスだ。
これまでにカード決済の「Square」や、「freee」や「弥生」などのクラウド会計サービス、そしてグルメ予約の「ホットペッパー」やヘアサロン予約の「サロンボード」などと連携し、サービスの利便性を高めている。機能面でも、顧客管理機能、予約機能、売上分析機能などの機能を拡充してきた。
サービスを開始してから1年で10万アカウントを突破。利用者は飲食店が半分を占め、残りの半分はアパレル・小売・スクール・ヘアサロンなど、多岐に渡る。今後も様々な店舗で利用されるよう、サービスの向上に努めるとしている。
そして、「Airリザーブ」と「Airウェイト」が発表された。

ウェブ予約システムを簡単に導入できる「Airリザーブ」

「Airリザーブ」は、店舗における電話予約・直接予約・ネット予約を一元管理できる予約管理システムで、利用客がパソコンやスマートフォンから予約できるウェブ予約システムをサイトやSNSからリンクを貼るだけで導入することができる。
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予約の管理方法は、開始時間と終了時間を店舗が事前に設定する「事前設定タイプ」と、店舗の空き時間から利用客が指定できる「自由受付タイプ」を選ぶことができる。
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すでに、元プロ陸上選手の為末大氏が代表理事を務めるアスリートソサエティの勉強会の予約やANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートの海中展望船の予約に導入されている。
リクルートライフスタイルは、ヨガ教室、フィットネスクラブなどの「レッスン」「スクール」から、イベント・セミナー、アクティビティ、歯科や診療所、貸し会議室など幅広い業態・サービスでの利用を想定している。

順番待ちを管理し、待ち時間のストレスを軽減する「Airウェイト」

「Airウェイト」は、待ち時間が発生してしまうような店舗向けのサービスで、iPadにアプリをインストールしプリンターと接続することで、訪問客の来店受付から番号券の発券、入店までの案内がデジタル管理できるサービス。
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順番を管理できるだけでなく、訪問客が番号券のQRコードを読み取ることでスマートフォンから待ち状況の確認や呼び出しの通知を受けることができるようになる。行列ができてしまうような店舗では、並んでもらう必要がなくなるため、待つストレスを軽減させる効果が見込める。
2014年の4月から、「俺のフレンチ」などの15店舗で行った実証実験では、1万7,000人が利用し、そのうち約60%が「Airウェイトがあれば再来店したい」と回答したという。
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リクルートライフスタイルは、「Airレジ」によって店舗の煩わしい業務を軽減させることを推進してきた。今回発表した新たな2つのサービスは、「Airレジ」では解消できなかった店舗の不都合をさらに解消するためのサービスとなる。
今後も、約450万の日本の中小事業者にサービスを導入してもらえるよう、他者とのサービス連携も視野に入れながら、様々なサービス強化を図る。
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左から、リクルートライフスタイルの渡瀬氏、大宮氏、弓場氏

Airリザーブ
https://airreserve.net/
Airウェイト
http://cl.airwait.jp/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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