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紀伊國屋書店、アプリで店舗や商品棚に誘導するO2O施策を実施 ー iBeacon対応スマホアプリ「B+POP」を導入

紀伊國屋書店は、11月22日にセブン&アイが開業するショッピングセンター「グランツリー武蔵小杉」内に新たに開店する店舗「武蔵小杉店」において、iBeacon対応スマートフォンアプリ「B+POP」を使用したO2Oマーケティング施策を開始することを発表した。
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位置情報や行動履歴に基づいた情報を表示

「B+POP(ビーポップ)」は、株式会社インフォシティが提供するスマートフォンアプリで、BeaconやGPSにより取得した位置情報や行動履歴情報に基づき、最適な情報を利用者に自動表示するサービス。iPhoneとAndroidアプリをそれぞれ提供している。
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近隣エリアから店頭や商品陳列棚に誘導

紀伊國屋書店では、店内に常設するBeaconやGPSなどを活用し、ユーザーの現在位置や行動履歴に基づいたさまざまな情報やコンテンツを提供することで、ユーザーを近隣エリアから店頭または商品陳列棚まで誘導し、購買行動を支援する。店内マップの閲覧も可能だ。
その他にも、店頭POPにスマホをかざすだけで、電子書籍の試し読みができたり、武蔵小杉店でしか手に入らないコンテンツや動画を受信することができるサービスも提供する。
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また、店内フリーWi-Fiとも連携した店舗のメディア化を視野に入れ、映像やコミックなどの提供コンテンツの増強や併設カフェ・店内催事との連動企画、来店ポイント・クーポン提供など、武蔵小杉店での新たなO2Oマーケティング施策のトライアルに取り組み、来店するユーザーの利便性、利用満足度の向上を図る。これらの成果を踏まえて実施店の拡大なども検討する予定だ。

紀伊國屋書店 武蔵小杉店における本施策対応サービス
1.武蔵小杉駅(東急東横線、JR南武線、JR横須賀線)からの店舗誘導
2.店内マップの閲覧、誘導
3.コミック試し読みコーナーの設置
4.電子書籍の試し読み(紀伊國屋書店電子書籍ストア「Kinoppy」にて閲覧)
  ・ 『LaQ大百科』、『はじめてのLaQ』など書籍の試し読み
5.動画等コンテンツの閲覧
  ・『学研の図鑑LIVE恐竜』、 『U-Laピグモン 動画』、『U-LaQ ピグモン設計図』など


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イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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