SHOPLIST.comを運営するクルーズ株式会社は、フリマアプリ「Dealing(ディーリング)」の提供を開始した。
クルーズは、ファストファッションブランドを扱う通販サイト「SHOPLIST.com by CROOZ」を運営する企業で、SHOPLISTは2012年7月にサービスを開始して以来、初年度売上は20億円超、次年度は64億円超と急成長を遂げているサービスだ。
現在は若者向けのテレビCMも開始しており、さらなる成長に向けてサービスを展開している。
そのクルーズがフリマアプリにも参入する。「Dealing(ディーリング)」は、老若男女問わずあらゆる層を対象にし、多彩なカテゴリを扱うのが特徴だ。ブランド品やファッションアイテム、電化製品、日用品、小物、雑貨、本、ゲームなどオールジャンルの商品を扱う。プレオープンキャンペーンとして、出品料と売れた場合の販売手数料は無料で提供する。
あんしんの取引システムを導入しており、お金のやり取りはDealingが仲介するほか、会員登録時には電話番号認証による本人確認を行う。
最近ではプリクラ機でトップシェアを持つフリューがフリマ市場に参入するなど、すでに成功した分野を持つプレイヤーによる参入が増えてきた。ターゲットやカテゴリーを特定しないのが特徴となる「Dealing」だが、同社は「SHOPLIST」の他にも月間700万人が利用する女性向けのブログサイト「CROOZblog」など、様々なサービスを展開している。そのあたりとの連携も想定されるため、今後どのようにサービスを展開するかに注目だ。