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品質と頑丈さがポイント!ドイツのインテリア・雑貨ブランド8選

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ドイツと言えば、ベンツやポルシェ、BMW、アウディなどの車メーカーや、ビールやウインナーなどが有名で、日本人にとってもなじみのある国です。昔から工業が盛んな国で、ドイツ製の製品の技術や精巧さは世界でも一目置かれています。
今回は、ドイツのインテリア・雑貨のブランドをご紹介したいと思います!

家具

THONET(トーネット)

image01http://www.thonet.de/startseite.html
「THONET」は、1819年に家具職人ミヒャエル・トーネットによって設立された家具メーカーです。曲げ木技術を開発し、流線型の美しい家具を生み出しました。世界で初めて家具の大量生産を行った企業としても知られています。特に有名なのが1959年にウィーンで大ヒットした「No.14」というチェアーで、このチェアがきっかけで「THONET」は世界的な企業へと躍進しました。このチェアはその後ウィーンのコーヒーハウスチェアと呼ばれ、現在は「214」という名前で販売されています。
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ROLF BENZ(ロルフベンツ)

image03http://www.rolf-benz.com/ja_JP/(日本語)
「ROLF BENZ」は1964年に設立された、高級ソファを中心とした家具を製造する家具メーカー。現在では当たり前の存在となっているコーナーソファですが、これを世界で初めて生み出したのが「ROLF BENZ」です。ドイツの伝統を重視しつつ、現代の流行もうまくマッチさせ、時代に合ったデザインのソファを生み出しています。すべてのソファは、ROLF BENZオリジナルのクッション構造が採用されており、その座り心地には定評があります。日本では大塚家具で取り扱いがされているので、知っている方も多いのではないでしょうか。
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COR(コア)

image05http://www.cor.de/living/
「COR」は、1954年に設立された家具メーカー。こちらも高級ソファやチェアがラインナップの中心です。デザイン性と品質に優れており、世界で人気を誇るブランドです。1964年に発表された「CONSETA」というソファが有名で。「CONSETA」はクッションや張り地の種類や、ソファの背もたれやアーム、脚などのレイアウトをオーダーメイドに近い感覚で組み合わせることができ、世界初のシステムソファと呼ばれています。
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食器、キッチン用品

WMF(ヴェーエムエフ)

image07http://www.wmf.com/en/
「WMF」は1853年に金属製品の会社として創業し、現在はキッチン・テーブルウェアを生産している、ドイツで最も有名なクックウェアブランドです。包丁や金属製のカトラリー、鍋が主力の商品で、特に1927年に販売を始めた圧力鍋が有名。世界各国のデザイナーを起用し、レッドドッドデザイン賞やIFデザイン賞など、多数の商品が国際的なデザイン賞を受賞しています。デザイン性と耐久性の向上をはかるため、独自の金属素材を開発しており、素材に関する賞も受賞しています。
日本でも全国の百貨店などを中心に広く取り扱われています。
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ZWILLING J.A. HENCKELS(ツヴィリング・J.A.・ヘンケルス)

image09https://www.zwilling.com/jp/ja/home.html(日本語)
「ZWILLING J.A. HENCKELS」は、1731年に創業したナイフ・キッチン用品のブランドで、世界最古のブランドだと言われています。日本でも広く流通されており、双子をモチーフにしたマークは一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。また、製造に関しても主にドイツと日本で製造されており、日本と深く関わりがあります。包丁やキッチンばさみなどの刃物が有名で、1939年には刃の硬度や切れ味、耐食性を向上させる「冷硬処理」の特許を取得しています。「モダン・リビング・キッチン」をテーマとした商品作りを行っており、そのデザイン性と品質が評価され、IFデザイン賞やグッドデザイン賞を受賞したアイテムも有ります。
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Villeroy & Boch(ビレロイ&ボッホ)

image11http://www.villeroy-boch.co.jp/(日本語)
「Villeroy&Boch」は1748年に創業した、260年以上もの歴史をもつ陶器メーカーです。ドイツ人のフランソワ・ボッホが設立し、4代目ユージン・ボッホの時代に、陶器工場を経営するフランス人ニコラ・ビレロイと事業の統合を行い、現在の社名となりました。それまでヨーロッパのすべての陶器が手書きで絵付けされていたなか、初めて青色銅板印刷を行ったり、原料に牛の骨灰を混ぜたボーンチャイナを導入したり、つねに挑戦的な試みを行ってきました。ドイツの確固たる技術とフランスの繊細なセンスが融合した、優美で使いやすい食器を生み出しています。日本では食器のみ輸入していますが、ヨーロッパではバス・トイレ、キッチンなどの設備関連でも展開を行っています。
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WECK(ウェック)

image13http://weckjars.com/index.php
苺の形をしたロゴがかわいい「WECK」は、1900年に創業した老舗の保存容器のメーカー。創業当時から家庭でできる瓶詰め加工の研究をすすめ、1990年にシンプルで安全な密閉法を編み出し、現在でも販売されているガラス密閉キャニスターを発表しました。保存された食品の質を高く保ち、取り扱いも簡単なので、ドイツやヨーロッパだけじゃなく世界中に広まっています。ここ最近日本で常備菜をジャーやビンに詰めることが流行っていることもあり、日本の雑貨屋さんでもよく売られています。
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家電製品

Miele(ミーレ)

image15http://www.miele.co.jp/domestic/index.htm(日本語)
「Miele」は1899年に創業した家電メーカーで、掃除機、洗濯機、食器洗浄機、オーブンなどの家電や医療用の機器を製造しています。日本では特に掃除機が有名です。従業員を1万7,000人以上抱える大企業で、2015年にドイツで行われたベストブランドアワードでは1位を獲得。また、レッドドットデザイン賞やIFデザイン賞などのデザイン関連の賞も多数受賞しています。家電の耐用年数を20年と想定してテストを行い、品質と耐久性に妥協をせずにものづくりを行っています。
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まとめ

以上、ドイツのインテリア・雑貨ブランドのご紹介でした。
20世紀前半、ドイツのワイマールに、モダニズム建築や現代美術に大きな影響を与えたバウハウスという美術・建築学校があったのですが、このバウハウスの影響を受けたと記してあるメーカーが多かったです。
デザインが優れているのはもちろん、独自に技術や素材を開発したり、やはりテクノロジーにこだわりを持っている企業が多いのがドイツらしいですよね。ドイツ製品というだけでなんとなく丈夫そう・しっかりしてそうというイメージをもち、信頼できる気がするのは、やはりこういった企業の努力によるものなのだと思います。
日本でも買えるブランドがほとんどなので、ぜひドイツ製品の良さを体感してみてください!

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