会社員・専業主婦・学生の3つの属性に分けて調査した。
6割がスマートフォンでネットショッピング
スマートフォンを所有する1,953人を対象に6ヵ月のネットショッピング利用について聞いたところ、78.9%が6カ月以内にネットショッピングを利用していることがわかった。6カ月以内にネットショッピングを利用した1,541人を対象に、ネットショッピングを利用する際に最も使う端末について聞いたところ、「スマートフォン」という回答が最も多く、会社員の52.2%、専業主婦の68.4%、学生の67.7%がスマートフォンでネットショッピングをしていることがわかった。
専業主婦と学生では、パソコンが3割を下回っている。

6ヵ月以内に8割以上がAmazonを利用、楽天は5割弱
6カ月以内にネットショッピングした人が利用したショッピングサイトを複数回答で聞いたところ「Amazon」「楽天」が断トツで多い結果となった。属性別で見てみると、会社員と専業主婦の約8割、学生の約9割が「Amazon」でネットショッピングを利用していた。一方で学生に関しては楽天が2割を下回る結果となっており、これは次のアンケートにある商品のカテゴリが影響しているものと思われる。
スマートフォンで購入したものは「生活雑貨・日用品」がトップ
スマートフォンでネットショッピングを利用した1,219人を対象に、6カ月以内にスマートフォンで購入した商品を複数回答で聞いたところ、「生活雑貨・日用品」「衣服・靴・アクセサリー」「本・雑誌・コミック」の順にランクインした。属性別で見てみると、社会人は「生活雑貨・日用品」42.6%、「衣服・靴・アクセサリー」34.8%、「本・雑誌・コミック」35.9%、専業主婦は「生活雑貨・日用品」56.3%、「衣服・靴・アクセサリー」47.5%、「食料品」34.5%、学生は「本・雑誌・コミック」41.5%、「生活雑貨・日用品」27.2%、「CD・DVD・ブルーレイ」26.7%の順となり属性別で異なる商品を購入する傾向があることがわかった。

9割弱が口コミ・レビューを参考に
6カ月以内にネットショッピングを利用した人を対象に、ネットショッピングをする時に口コミ・レビューを参照することがあるか聞いたところ、「よくある」が53.5%「たまにある」が34.1%とあわせて87.6%の人が口コミ・レビューを参照していることがわかった。


【調査概要】
調査期間:2015年5月20日~5月21日
有効回答: 1,953人
調査方法:インターネット調査(MMD研究所とスマートアンサー)
調査対象:スマートフォンを所有する15歳以上の社会人、専業主婦(主夫)、学生
商品購入後の口コミ・レビュー書き込み経験は37.1%、書き込み経験者の45.3%が「商品に満足している時」に書き込むと回答 https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1439.html