MMD研究所は、スマートフォンを所有する20歳以上の男女565人を対象に「2014年ネットショッピングに関する利用実態調査」を実施し、調査結果を発表した。
パソコンの利用率が11.2ポイント減
ネットショッピングをしたことがあるデバイスを複数回答で聞いたところ、PCが83.9%、スマートフォンが54.2%、タブレットが17.5%だった。
2012年7月に行った前回調査と比較すると、PCは11.2ポイント減、スマートフォンは8.3ポイント増、タブレットは6.8ポイント増となった。
この質問に関しては「あなたは、以下のデバイスを使用してネットショッピングをしたことがありますか?」という聞き方ではあるので、日常的にネットショッピングに使っているデバイスが何であるかはわからない面がある。
利用頻度、毎日利用する人はスマホやタブレットが多い
ネットショッピングの利用頻度をデバイスごとに聞いたところ、「月に1回程度」が各デバイスとも最多で、「ほぼ毎日」に関しては、スマートフォンとタブレットが多いことなどがわかった。
6カ月以内に利用したショッピングサイトは、楽天とAmazonが7割超
6カ月以内に利用したショッピングサイトを複数回答で聞いたところ、「楽天」が73.8%、「Amazon」が71.2%、「Yahoo!ショッピング」が25.5%という順になり、楽天とAmazonの2社が圧倒的に利用率が高い結果となった。
「Yahoo!ショッピング」に関しては、2012年8月に実施した調査した際の37.3%より11.8ポイント減少している点が意外である。今回上位に「LINE MALL」が新たに加わっている。
最も利用している支払い方法はクレジットカード決済が圧倒的
最も利用している支払方法については「クレジットカード決済」が76.7%と圧倒的で、次いで代金引換が6.4%、コンビニ決済が6%という結果となった。
【調査概要】
調査手法:インターネット調査
調査対象:20歳~59歳のスマートフォンを所有する男女
有効回収数:565人
調査期間:2014年11月11日~11月12日(2日間)
調査地域:全国
実施機関:MMD研究所
スマートフォンでのネットショッピング利用経験、2年前と比べ8.3ポイント増
MMD研究所
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1366.html