FEATURE, WORLD WATCH, アメリカ

【体験レポ】米ユニクロが導入したデジタルミラー「Memory Mirror」で変わる試着体験

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

米MemoMi Labsが開発する「Memory Mirror(メモリーミラー)」を使えば着替えることなく色違いの服を試着することができます。そんな魔法のような鏡が、サンフランシスコにあるユニクロのユニオンスクエア店、また大手百貨店のニーマンマーカスに導入されていたので実際に試してみました。

memory2

Memory Mirrorとは?

メモリーミラーは全身を映し出す鏡のようなスクリーンと上部に取り付けられたカメラから構成されています。“記憶する鏡”という名前の通り、試着の様子を動画として保存してくれて、スクリーンで再生することができます。操作は近くに設置されているタブレットから。今回いくつかの機能を体験することができたので、動画と共にご紹介します。


着替えなくても色違いのアイテムを試すことができる

こちらはユニクロにあるメモリーミラーに搭載されている機能。ダウンジャケットを羽織って「Start Color Change」というボタンを押します。私が着ているのは赤のダウンのはずなのに、鏡にうつる私は青、黒、茶、オレンジといった違う色のダウンを着ています。まさにバーチャル試着。ユニクロの設定では色は選べませんでしたが、設定次第ではバーチャル試着したい色を選ぶこともできるようです。



試着の様子を鏡で再生&服を比較できる

こちらはニーマンマーカスのミラーに搭載されている機能です。試着の様子を複数録画することができます。どっちがいいかな?やっぱり前に着たのの方がよかったかな?もう一回着てみよう!なんてこと、よくありますよね。このメモリーミラーを使えばもう一回着る必要がありません。加えて今着ているものと、前に着たものを並べて比較することができます。



360度確認できる

実際の自分の動きから少し遅れて再生される機能もあります。動画はユニクロで試した時の様子。後ろ姿が確認できるようにという配慮のようですが、最初はよくわかっておらず、すごいディレイする鏡だな…と思っていました。ただ今回、メモリーミラーを何度も使ったので自分がはいているデニムのお尻の部分が色あせてきていることに気づきました。後ろ姿の確認は大事ですね。




試着の様子をスマホに送れる

ミラーで録画した動画をスマホに送ることができます。メールアドレスかSMSのナンバーを入力するとリンクが送られてきます。実際に送られてきたリンクはこちら。クリックすると以下のようなページに遷移します。

memory mirror

迷った時にソーシャルメディアを使って友達に相談したり、家に帰ってからじっくり悩むこともできます。「Buy online Now」ボタンも付いていて購入促進しています。少し前であれば、試着室での撮影禁止といったお店もありましたが、むしろ店舗側が積極的に動画を送ってくれるとは!大きな変化ですよね。

お店にいかなくても、スマホからどこにいてもお買い物ができる時代。これからは店舗での体験も大きく変化しそうです。

三浦茜 (みうらあかね)

三浦茜 (みうらあかね)

サンフランシスコ在住。アーリーステージの米国スタートアップ企業を支援するベンチャーキャピタル『Scrum Ventures』でマーケティングVPを務める。日経MJ「奔流eビジネス」に寄稿ほか、ライターとしても活動中。米国の新サービスやサンフランシスコ関連情報を「Be Magnetic!」にて発信している。
三浦茜 (みうらあかね)
Previous ArticleNext Article