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日本最大級の家具専門情報サイトTABROOMが「TABROOM STORE」を公開 ー メディア×ECの新たな動き

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株式会社リクルートライフスタイルが運営する、日本最大級の家具専門情報サイト「TABROOM(タブルーム)」は、公式オンラインストア「TABROOM STORE」の運営を、7月23日より開始した。

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「TABROOM(タブルーム)」は、カタログ500冊分の家具製品情報と、全国6,600店舗のインテリアショップ情報を網羅する国内最大級の家具・インテリア専門サイトだ。2013年4月にオープンし、間もなく公開から1年半になる。
「家具・インテリア TOPICS」という新製品や展示会などの関連情報も毎日1〜3記事程度公開しており、新しい情報も充実している。

現在の掲載製品数は6,300点以上で、色違いや素材違いも含めると約10万点になるという。
メーカーやブランドの製品カタログのデジタル化が進んでおらず「カタログから手打ちで入力している」という状況の中、ノンブランドを除けば、流通している7割程度の家具製品情報を掲載するまでに至っており、現在も登録作業が続けられているという。

家具の情報ならTABROOMという存在に

プロデューサーの塩見氏は「TABROOM」を立ち上げた理由として「インターネットの中で家具の情報がすっぽり抜けていた」という公開当時の状況を語っており、「家具の情報ならTABROOM」とされるような認知を獲得するべく、これまで運営してきた。

実際「家具の情報をどこで得ればよいか」という問いに対して、即座に答えられる人は少ないかもしれない。
家具は頻繁に購入するものでもないし、実際に製品を見てから購入したいというニーズも強いため、ネットでの情報が充実してこなかったという理由がありそうだ。

一方で、店舗に足を運んだとしても、場所を取るため展示されている商品は少ない。複数の店舗をはしごするものの、気に入る家具になかなか出会えなかったという経験を持つ方も多いのではないだろうか。

それだけにメディアとして存在感を示してきた「TABROOM」の存在は大きい。


これまでは製品情報から店舗へ誘導

「TABROOM」は、製品ページから、製品を扱っている店舗・ショールームの一覧情報を確認することができるようになっており、欲しい商品を見つけたら、実際に見に行くという導線が作られている。
じっくり製品を探して、購入する製品の目星をつける場として活用してもらいたいという狙いがあり、コーディネートから家具を探すコンテンツや、実際の使っているユーザーのレビューを掲載するなどの情報も充実させている。情報の質を確保するために、すべてのレビューは家具を実際に使っているユーザーにTABROOMが取材した情報を掲載しているあたり、こだわりを感じる。

しかし、周辺に店舗がないケースも多く、「ネットで購入したい」という声も多かったという。ブランドにとっても、販売機会を逸しないように、「オンラインでの販売して欲しい」という声があったようだ。
そこで「TABROOM STORE」が展開することになった。


ユーザーとブランドの両面からの要望で生まれた「TABROOM STORE」
安心と質を売りに

「TABROOM STORE」は、配送・設置・アフターフォローの品質にこだわっており、サービスを開始するにあたり三井デザインテック株式会社と提携している。
三井デザインテックはもともと新築住宅などのインテリアデザイン事業を行っている企業で、業界トップクラスの販売実績とサービスレベルを持っており、配送・設置からアフターフォローまでを同社が手掛ける。
販売する商品もTABROOMと三井デザインテックの両者の基準をクリアする製品のみとなっているという。

それゆえに現在は販売している商品数が少ないが、年内には数千件の品揃えとし、デザイナーズ家具としては、最大級の品揃えにする計画だ。


これまで収益化は一切行ってこなかった

実のところ、これまで「TABROOM」は一切収益化を行わずに運営してきたそうだ。つまり「TABROOM STORE」は初めて収益を生むプロジェクトとなる。
メディアの収益モデルは、これまで広告がメインだったが、ここに来て、メディアの集客力を活かして、ECを立ち上げる動きも出てきている。
カテゴリに特化しつつ、集客できるメディアの1つの収益の柱として、ECは今後広告に並ぶ存在になるのではないだろうか。

「TABROOM」は、2014年6月に初のリアルイベントとなる「80社のベストセラー家具展」を開催している。80ブランドがそれぞれ自慢の「いちばん売れている家具」を展示し、約1,300人を動員し好評だったという。
今後も、その場で購入できるようなリアルイベントなども計画していきたいという。

場が温まってきた感のあるTABROOM、これからどんな仕掛けをしていくのかが楽しみだ。


TABROOM STORE
http://tabroom.jp/store/

TABROOM(タブルーム)
http://tabroom.jp/

イイヅカ アキラ

イイヅカ アキラ

Shopping Tribe編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。
【メディア出演歴】
日本テレビ「ZIP!」 / TOKYOFM「中西哲生のクロノス」 / 週刊SPA!
イイヅカ アキラ
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