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ECサイトのウェブ接客ツールを提供するプレイド、フェムトグロースキャピタルなどより1.5億円を調達

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株式会社プレイドは、フェムトグロースキャピタル投資事業有限責任組合他より、1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表した。これにあわせて、フェムトグロースキャピタルのゼネラルパートナーである磯崎哲也氏が社外取締役に就任した。

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プレイドは、リアルタイム解析で新たなウェブ接客を実現するサービス「KARTE(カルテ)」を現在クローズドβ版で提供しており、様々なフィードバックを得ながら、今秋に予定している一般リリースに向けて準備を進めている。この「Shopping Tribe」を運営する企業でもある。


「ウェブ接客」で差別化する時代に

「KARTE」は、リアル店舗で当たり前のように行われている「相手の状況にあわせた接客」をウェブサイトでも可能にするサービスで、まずはECサイトを対象に提供する。

サービスは、ウェブサイトに数行のコードを埋め込むだけで使用することが可能。導入後は、訪問者の特徴や行動をリアルタイムに解析し、個々の訪問者にあわせた接客を行うことが可能になる。
接客は自動化することが可能なので、サイト運営者の手間を増やすことなく、訪問者に対して効果的なアプローチを継続して行うことができるという。

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「KARTE」は、訪問者の特徴をリアルタイムに把握することができるので、サイト訪問中の利用者に対して、様々なアクションを設定することが可能だ。例えば、常連客が訪れた時に「特別な商品を紹介」したり、購入を迷っている人に「不明点はありませんか?」といったメッセージを表示したりすることができる。

アクションのアイデアは無限に生み出すことができるが、効果的なアクションを設定した施策のレシピをあらかじめ用意することで、導入してすぐに効果的な接客をはじめられるようにもする。
サービス導入後に利用したい施策のスイッチをオンにするだけで利用できるようにするイメージだ。


購入率が3倍になった事例も

クローズドβ版によるテスト導入においては、接客効果として購入転換率※1が平均15〜20%向上、最大で3倍の数値を記録するなど、早くも効果が実証されているという。今後さらなる事例創出、接客精度改善を重ね、より効果的な接客を生み出していくとのことだ。
※1 訪問者が商品を購入する率

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左から、社外取締役 高柳 慶太郎、CEO 倉橋 健太、CTO 柴山 直樹、社外取締役 磯崎 哲也

創業者は楽天出身で、Webディレクション、マーケティングなどを担当していた人物だが、訪問者の属性やロイヤリティのレベルに応じて、サイト上に表示する内容を変える施策を行う業務を担当していたこともある。その際には、かなりの効果を実感していたものの、時間がかかることや、誰にでも簡単に実行することができないことに課題を感じていたという。
CTOに、東大で分散環境における機械学習の研究などを行い、2009年に未踏本体採択された人物を迎え、高度なリアルタイム解析を行いながらも、あらゆるサイトに簡単に導入できる「KARTE」の開発を進めている。

プレイドは、ウェブサイトで「KARTE」のアライアンスパートナーやベータテスターを募集している。


プレイド
http://plaid.co.jp/

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