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楽天、フリマアプリ「ラクマ」と「フリル」を統合へ

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楽天は、同社が運営する「ラクマ」と楽天グループのFablicが運営する「フリル」を2月26日に統合することを発表した。
現「フリル」が存続サービスとなるが、サービスの名称は「ラクマ」となる。


買収後も継続して展開してきた2つのサービスがついに統合

楽天が「フリル」を買収してから約1年半。「フリル」は楽天傘下になった後に、テレビCMの展開、手数料無料化の実施などで、利用者の獲得施策を積極的に実施し、2017年9月にはアプリのダウンロード数が1,000万件を突破した。
流通総額も伸びており、楽天が運営する「ラクマ」と合わせた年換算流通総額は1,000億円(2017年10月の実績ベース)を突破し、順調にサービスを拡大させている。
両サービスの内訳は明らかにされていないが、2017年11月の実績では、「フリル」で売れた商品数は「ラクマ」の2倍になるとのことだ。

楽天の三木谷氏は、2017年度第3四半期の決算説明会で、次なる目標として流通総額2,000億円が掲げ、さらなる成長を目指す中で、統合が発表された形となる。
両サービスを統合することで、経営資源を集中させマーケティングの効率化を図るほか、不正出品物検知の技術やユーザーとのコミュニケーションに関するノウハウなども融合させることを狙う。

買収時の「フリル」は、ファッション特化型かつ女性に人気のアプリという印象だったが、楽天に買収されてから、エンタメ・ホビーやメンズファッションなども伸ばしており、利用者が「ラクマ」と重なるケースが増えていたと思われる。今回の統合により、全方位に利用者を獲得していくことになるだろう。

統合後は、現「フリル」が存続し、現「ラクマ」は2018年3月以降に順次機能を停止し、2019年中にサービスを終了する予定。
現「ラクマ」ユーザーは、販売中の出品物とこれまでの評価データを現「フリル」にコピーできる、「ラクラクお引っ越しツール」が提供されているため、そちらで移行する必要がある。(参考:移行案内

2012年7月に日本で初めてのフリマアプリとして登場した「フリル」。その名称がなくなってしまうのは残念だが、トップを走る「メルカリ」を追随するべく、さらなる飛躍を目指すには必要な統合なのかもしれない。今後の展開にも期待したい。

統合後の特設ページ
https://fril.jp/new_rakuma/ (2018年2月26日11時オープン予定)

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