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Amazon、国内初導入の倉庫ロボット「Amazon Robotics」が稼働開始

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Amazon.co.jpは、神奈川県川崎市に今夏オープンした「アマゾン川崎FC(フルフィルメントセンター)」に、国内初導入となる倉庫ロボット「Amazon Robotics(アマゾン ロボティクス)」を導入したことを明らかにした。
ホリデーシーズン最大のセールとなる「Cyber Monday(サイバーマンデー)」を12月6日から12日まで実施するが、初日となる6日にメディアに向けて「Amazon Robotics」が初披露された。

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作業員の代わりに棚が移動する「Amazon Robotics」

注文が入ったら、作業員がその商品が格納されている棚まで移動し、商品をピックアップするのが通常の作業。これが、作業員ではなく、棚の方が移動してくるのが「Amazon Robotics」だ。2012年に買収したKiva Systemsの技術を活用しており、これまでに海外で18ヵ所で導入されてきた。

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「Amazon Robotics」は、「可動式の商品棚」と商品棚を動かす「ドライブ」から構成されており、入荷した商品の棚入れと棚出しの工程を担う。「ドライブ」の重量は約145kgで、積載可能重量は約340kg。移動速度は秒速約1.7mだ。

棚入れは、入荷した商品を作業員の元に移動してきた棚に画面の指示に従って詰めていく。棚出しは、注文が入った商品を格納した棚がピックアップする作業員の元に移動してきて、画面の指示に従ってピックアップしていく形となる。

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棚入れの様子

いずれも作業員はその場から動かずに、次々と商品をさばくことができる。これにより商品入荷から出荷までの工程処理時間の短縮、効率化を実現をはかり、ユーザーへのさらなる利便性を提供することを目指す。

これは「Amazon Robotics」が稼働する様子だ。複数の棚が同時に動きながら、作業員の元に訪れる。「Amazon Robotics」が稼働するエリアは、基本的に人は立ち入らない。

現在Amazonの物流倉庫は、全国8都府県・13ヵ所のフルフィルメントセンターと、5ヵ所のPrime Now専用フルフィルメントセンターが稼働している。
「アマゾン川崎FC」は、全国を対象に配送するフルフィルメントセンター。今年の8月にオープンし、全国を対象に商品を発送している。取り扱う商品はみかん箱サイズ程度の大きさまでの商品となっており、ここでは大型の商品を扱っていないという。延床面積は約40,000平方メートルとなる。

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左からセンター長の吉田氏、アマゾンジャパン バイスプレジデントの紣川氏

12月6日から開始された「Cyber Monday」は、毎年12月第2月曜日から開催するホリデーシーズン最大のセール。米国では、感謝祭(11月の第4木曜日)の休暇明けの翌月曜日が「Cyber Monday」とされるが、Amazonでは、12月第2週が年間で最も訪問訪問者が多いことから、この期間にセールを実施している。
今年で5回目となる「Cyber Monday」は、昨年の倍となる2万点以上の人気商品をタイムセールで販売。ほんとんどが星4つ〜5つ評価の商品だという。今年初めてPrime会員専用のタイムセールも用意している。今週は「アマゾン川崎FC」の真価が早速発揮されることになりそうだ。

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イイヅカ アキラ
Shopping Tribe編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。 【メディア出演歴】 日本テレビ「ZIP!」 / TOKYOFM「中西哲生のクロノス」 / 週刊SPA!