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クルーズ、「SHOPLIST」のコマース事業に経営資源を集中へ ー ゲーム事業を売却

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クルーズは、高成長ファストファッション通販「SHOPLIST.com(ショップリスト)」を展開するコマース事業に経営資源を集中させるために、ゲーム事業を譲渡することを発表した。
クルーズはゲーム事業を新会社C&Mゲームスに承継し、11月1日でマイネットグループ全株式を譲渡する。譲渡額は45億円を予定している。

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ゲーム事業を譲渡しコマース事業に注力

同社は10月13日に開催した取締役会において「永続的な企業の存続に必要不可欠な事業ポートフォリオの変革、SHOPLISTをファストファッションEC分野を代表するブランドへ」という方針を策定し、3つの決定を下したことを明らかにした。

1つ目として、高成長を続ける「SHOPLIST」に経営資源を集中させるために、不確実性の高いゲーム事業を譲渡することを発表。運営中の「エレメンタルストーリー」を除いたインターネットコンテンツ事業をマイネットグループに譲渡することを決議した。
「SHOPLIST」は、レディース、メンズ、キッズといった幅広いジャンルのファストファッションを提供する通販サイト。2012年7月にサービスを開始し、年間取扱高は3年目にして100億円規模まで拡大するなど、急成長を遂げている。2016年3月期には、通期の売上高がゲーム事業をはじめて上回っている。

2つ目として、「SHOPLIST」の事業拡大のためにM&Aなどを積極化することを発表。第一弾として、月間ユニーク訪問者数1,500万人以上のファッションキュレーションメディア「MARBLE」などを運営するCandleの全株式を12億5,000万円で取得し、完全子会社化したことを明らかにした。

3つ目は、「SHOPLIST」に経営資源を集中させる一方で、ゲーム事業は投資分野の1つと位置付け、同社社長が直轄する少数精鋭のチームによる新会社Studio Z株式会社を立ち上げることを発表。1本のヒット作を狙う戦略的子会社という位置付けで展開する。


昨年度の売上高を確認しても、ゲーム事業は全体の5割弱と大きな割合を占めており、短期的には影響が想定される。これに関してクルーズは、譲渡により将来の収益を先取りすることで「SHOPLIST」への投資にあて、成長加速を狙うとしている。

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