FEATURE, NEWS, SHOPPING

STORES.jpのブラケットがMBOによりスタートトゥデイから独立

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最短2分でオンラインストアを作成できるサービス「STORES.jp」などを運営するブラケットは、経営陣によるマネジメント・バイアウト(MBO)を実施し、親会社であるスタートトゥデイが保有するブラケットの全株式を取得したことを発表した。
これと合わせて、ブラケットの代表取締役を創業者である光本勇介氏から塚原文奈氏に交代している。

braket1

左から光本勇介氏と塚原文奈氏

2013年7月にスタートトゥデイが完全子会社化

ブラケットは2008年10月に設立され、個人間カーシェアリングサービス「CaFoRe」やオンラインで靴のオーダーメイドができる「Shoes of Prey」の日本展開を手掛けた後、2012年8月に現在の主力事業である「STORES.jp」の提供を開始氏、その翌年の2013年7月にはスタートトゥデイの完全子会社となった。

スタートトゥデイの子会社となった時点で「STORES.jp」のストア開設数は4万店ほどだったが、現在では約70万店まで拡大し、継続した増加を見せている。
具体的な数字は明らかにされていないが、流通額は右肩上がりで成長しており、利益に関しても2015年10月以降、順調に拡大している。

braket2
グループ入り後は、オンラインマーケットプレイス「ZOZOMARKET」(2016年9月末に終了)やZOZOTOWNと連携した「STORES.jp PRO」を展開したほか、2015年12月にはブラケットによる企画・開発・運営で進められた「ZOZOフリマ」の提供を開始するなど、連携したサービスを展開してきた。
「STORES.jp PRO」に関しては、今後もブラケットが運営代行していく予定で、中期的にはスタートトゥデイに吸収していく考え。「ZOZOフリマ」に関しては、すでに2016年4月にスタートトゥデイに事業移管しているとのことだ。


STORES.jpの成長を牽引してきた塚原氏が新代表

新任代表取締役兼CEOとして就任した塚原文奈氏は、「STORES.jp」が開始する前の2012年からブラケットに参画し、取締役として代表のブラケットのあらゆる事業を推進してきた人物。

新代表となった塚原氏は「今回のMBOにより、代表を任せていただくことになりとても光栄に思っております。光本と共に歩んできた時間や、スタートゥデイで学ばせていただいた経験を糧に、ブラケットの第2ステージを創っていけたらと思います。市況が変化しているからこそ、今までのブラケットのチャレンジ精神を忘れず、STORES.jpを進化させていけるよう、今のメンバーとともに尽力いたします!引き続き、どうぞ宜しくお願いいたします。」とコメントしている。


10月3日からオフィスを移転し、新体制のもと新たなスタートを切ったブラケット。光本氏は取締役会長として、今後新規事業を生み出すことに専念するという。新規事業について「STORES.jp」との関連性を確認したところ以下のような回答だった。

「新規事業に関しましては、まだ未定で必ずしも(STORES.jpと)関連性があるわけではありませんが、シナジーが持てる事業になる場合は、STORES.jpの規模を強みにして、何かシナジーを生みながら展開できたらと考えております。」(光本氏)

スタートトゥデイのもと、大きな成長を果たしたブラケット。独立したことでよりスピーディーで柔軟な経営判断が可能になる同社がどんなサービスを発表するのか、今後にも期待したい。

Previous ArticleNext Article