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KABUKI、VR上でショッピングを楽しめる「VR Shopping」を8月に提供へ

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メディア型ECモール「kabukiペディア」を運営するKABUKIは、VR上でショッピングができる「VR Shopping with Voice Chat」を8月より順次開始することを発表した。

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数千円で購入できるVRヘッドセットで体験できる「VR Shopping」

「VR Shopping with Voice Chat」は、スマートフォンをセットして利用するVRヘッドセットと専用のスマートフォンアプリを使ってVRショッピングを楽しめるサービス。アプリに音声通話機能も設けており、離れた人同士で会話しながらショッピングを楽しむことができる。

動く被写体や、空間全体の「立体映像」をリアルタイムに生成する技術を開発する2501社と業務提携し、共同でVRサービスを開発。利用者は、手持ちのスマートフォンと数千円ほどで市販されているVRヘッドセットを購入することでサービスを利用できる。

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発表会に登壇したKABUKI代表の大城浩司氏

2通りの楽しみ方を用意しており、1つ目はVR上で商品単体を拡大させたり、回転させたりしながら、ショッピングが楽しめるというもの。2つ目は、VR上のファッションショーや展示会の疑似鑑賞など、空間を含めた体験を楽しめるというもの。インテリアやアウトドア用品のショールームも実現していく予定とのことだ。
いずれもアプリから利用できるほか、「kabukiペディア」から誘導することも計画している。

KABUKIは、商品をストーリーで紹介するメディア型ECモール「kabukiペディア」を運営しており、読者を楽しませながら潜在的な需要を喚起することを狙ったサービスを提供している。KABUKIは「VR Shopping」により、ストーリーショッピングが加速することを見込む。


実際ファッションショーのデモを体験

この日披露されたデモでは、マネキンがステージ上を次々と行き交い、気になるファッションがあった場合にマネキン単体の画面に移って、商品をチェックできるというもの。

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VR上にあるボタンに視点を合わせることで様々な操作が行えるようになっており、商品画面ではマネキンの拡大や回転などができるようになっていた。カートに入れて、実際の購入ページに遷移するまでをVRで操作する形だ。決済には、Amazonなどのモールが提供する決済サービスを利用する予定とのこと。(視点がどこにあるかは画面上にある白いカーソルで確認できる)

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今回実際のデモを体験してみたが、快適なショッピングが楽しめそうかというと、まだまだ改良が必要な段階だと感じた。ファッションショーの会場にいるというよりは、遠くにあるスクリーンを見ているような感覚なので、商品の細部を見るのには少し厳しい印象だ。
当然、サービス開始までこれからブラッシュアップされていくものと思われるが、よりフィットした表現により、VRによる新しいショッピング体験が実現されることを期待したい。

KABUKI代表の大城氏は「まずはVRショッピングをいかに多くの方に楽しんでいただけるか」ということを重視して、高性能なVR機器ではなく、安価で購入できるヘッドセットを利用することを選んだという。スマートフォンがさらに高性能になることで、表現力や機能性が向上するだろうと見ている。

KABUKIは、秋にはVRモールの立ち上げを計画しており、海外にいながら日本でも買い物や観光を楽しめるサービスを展開する予定。
10月にはVRの本命とも言われる「PlayStation VR」が発売する。そこからVR市場が一気に加熱し、より一般的な表現となる可能性がある。当然ショッピングでの活用も期待されており、これからどんなVR体験が創造されていくのか楽しみだ。

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左から2501代表の澤山雄一氏、アイエント スタイリストの泉山裕季子氏、
KABUKI代表の大城浩司氏、KABUKI COOの齋藤英一氏
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