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マクドナルドの救世主に!?「ポケモンGO」とのコラボを正式発表

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マクドナルドは7月20日、近日中に日本でサービスを開始する予定のスマートフォン向けのゲームアプリ「ポケモンGO」とのコラボレーションを近々実施する予定であることを発表した。
発表されたのは20日の夜だったが、提携に関する報道を受けて、マクドナルドの株価は2日間で20%程度上昇している。

7月22日追記
マクドナルドは、単独ローンチパートナーとして国内のマクドナルド全店舗(約2,900店舗)が、「ポケモンGO」の「ジム」や「ポケストップ」となることを発表した。約400店舗は「ジム」、約2,500店舗が「ポケストップ」となるとのこと。

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店舗への集客が期待出来る「ポケモンGO」

具体的なコラボレーションの内容については未発表だが、おそらくマクドナルドの店舗が「ポケストップ」となり、ゲーム内のアイテムが入手できる場所になるものと思われる。他にもポケモンをバトルさせて楽しむことができる「ジム」となる店舗もあるのかもしれない。

マクドナルドの株価にまで影響してしまう理由は、単純に集客が期待できるという点にある。「ポケストップ」では、ポケモンを捕まえるためのモンスターボールやポケモンの卵などの様々なアイテムが入手できる場所となるため、ユーザーが訪れる動機となるからだ。アイテムは同じ場所で何度も入手することができるため、同じユーザーが頻繁に訪れることが期待できる。

アイテムを入手するためには「ポケストップ」がある数メートル付近まで訪れる必要があるが、必ずしも入店する必要はない。その為、通り過ぎるだけのユーザーも多いだろうが、少なくとも接客機会の増加によるブランド・ロイヤリティの向上が期待できる。
「ポケストップ」付近ではポケモンが多く現れるようなので、それを目当てに訪れる人も出てくるだろう。

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アイテムを入手するには実際に訪れる必要がある


位置情報ゲームアプリ「Ingress」で培ったノウハウもあり

「ポケモンGO」を開発するNiantic社は、位置情報ゲームアプリ「Ingress(イングレス)」を提供しているが、こちらでも様々な企業とのコラボレーションが行われている。
大手コンビニチェーンである「ローソン」では、店舗がイングレスでいう「ポケストップ」や「ジム」のような役割になっているだけでなく、様々な企画が実施されている。

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ローソン店舗だけで入手できるオリジナルアイテムの提供や、店舗で商品を購入することでレアアイテムを入手するためのパスコードがもらえるキャンペーンを行っているほか、オリジナルグッズの販売や購入特典としての提供も行っている。

また、複数の店舗を訪問してクリアできるミッションなども展開しており、スタンプラリーのような企画も実施されている。
「ポケモンGO」とコラボする店舗では、このように色々な取り組みが行われることが予想でき、様々な企業が参加していくものと思われる。

Niantic社 CEOのジョン・ハンケ氏がFinancial Timesのインタビューに答えたところでは、コラボによる企業からの収益は「訪問数に応じた課金が基本となる」としている。企業としても取り組みがしやすい仕組みと言えるだろう。

まだ日本でははじまってもいない「ポケモンGO」だが。マクドナルドのV字回復のきっかけになりうるポテンシャルがあると予想する人も少なくないのではないだろうか。
ただ「ポケモンGo」の盛り上がりが一過性のものだという声もある中で、この状況を継続していけるかが任天堂およびNiantic社の腕の見せ所となる。

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