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ヤマト、ネット通販で商品確認後の支払いを可能にする「クロネコ代金後払いサービス」のテスト販売を開始

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ヤマトホールディングスのヤマトクレジットファイナンスとヤマトフィナンシャルは、通販事業者向けに新しい決済商品「クロネコ代金後払いサービス」の本格販売に先立ち、2014年1月20日からテスト販売を開始すると発表した。本格販売は2014年10月を予定する。

「クロネコ代金後払いサービス」は、購入者が商品代金を商品の到着後に後払いできるサービスで、商品を確認してからコンビニや郵便局で支払うことができるもの。商品の受け取りは宅配ロッカーやコンビニでも可能にする。
購入者は商品が届かない、異なる商品が届いてしまったなどのリスクを避けることができ、初めて購入する店舗などでも安心して買い物をすることができる。
商品キャンセルの基準は店舗ごとの判断となるが、試着して気に入らなかったら返品といった対応も可能になり、キャンセルの場合はヤマトが回収を行う。
通販事業者にとっても入金確認や督促などの手間がかからないメリットがある。

利用の流れ

購入者がまずオンラインショップで商品注文時に「クロネコ代金後払いサービス」を選択。ヤマトが配送依頼を受けた段階で、購入者の支払い能力などを判断する与信を行い、問題がなければショップに立替払いを行った上で配送すると同時に、購入者に請求書を送付する。購入者はコンビニや郵便局で料金を支払い、ヤマトフィナンシャルがコンビニエンスストア、郵便局との収納業務を行い、入金確認や未払い者への督促はヤマトが行う。

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サービスを開始する背景としてヤマトHDは下記のニーズの高まりを指摘。

(1)購入した商品を、到着後に確認してから支払いたい。
(2)自分のライフスタイルに合わせて、都合の良いタイミングで支払いたい。
(3)クレジットカードを持っていないので、それ以外の決済方法で買い物がしたい。

一方、通販事業者がこれらのニーズに応えるためには下記の新たなリスクを解決する必要がある。

(1)商品代金の入金確認、督促といった煩雑な業務が増える。
(2)商品代金の未回収リスクが発生する。

これらの購入者と通販事業者の相反するニーズに答え、通販市場拡大への寄与を目的に「クロネコ代金後払いサービス」を開発した。


通販事業者の利用料金は3プランを用意

通販事業者の利用料金にはA〜Cのプランを設けている。商品と請求書を別送する「別送タイプ」と、同梱して送る「同梱タイプ」の2種類のラインナップを用意。商品と請求書を同梱発送した場合、請求書発送業務、発送費用の削減が可能になる。

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サービスを利用する場合、「宅急便コレクト」の利用契約のある場合は、ヤマトフィナンシャルの営業担当者に。ない場合は、「宅急便コレクト」の申込みと併せて申し込みを受けるとのこと。

「クロネコ代金後払いサービス」は、オンラインショッピングをより安心して利用出来るサービスとして注目を集めそうだ。
ネットショップはこのサービスを利用することで、ロコンドやJavariが展開しているサービスのように、届いた商品を試着してもらい気に入らなかったら返品といったサービスを提供することも可能になるだろう。ショップがどのように活用するかにも注目したい。

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