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縫製のクラウドソーシング「nutte」が3千万円を調達 ー 小ロットの案件をマッチング

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縫製に特化したクラウドソーシングサービス「nutte(ヌッテ)」を提供する株式会社ステイト・オブ・マインドは、みずほキャピタル株式会社、ガイアックスグループ、個人投資家を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額約3,000万円を11月13日に調達したことを発表した。

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縫製に特化したクラウドソーシング

「nutte」は、2015年2月にサービスを開始した縫製に特化したクラウドソーシングサービス。縫製職人に1点から縫製の依頼をサイト上で行うことができ、仕事を探している縫製職人と縫製工場の最小ロットに満たない縫製作業を依頼したい企業や個人をマッチングさせるサービスだ。

依頼をしたい場合は、縫製して欲しいアイテムの条件を登録することで、職人が案件に応募する仕組み。依頼の登録に費用はかからず、成立した案件額から一定金額が手数料として差し引かれる。決済は「nutte」が仲介するため、安心して取引することができる。

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ユーザー数は1,400名、成約率は80%超

現在のユーザー数は1,400名で、数百名の職人が登録している。サービス開始当初はなかなか案件が成約しないケースがあったが、現在では80%以上の成約率となっており、ほとんどの案件の取引が成立する状態だという。

依頼主は、中・小規模のアパレルメーカー・ファッションブランドのほか、個人事業規模のネットショップなどで、依頼されるものとしては、アパレルメーカーのサンプル品や20〜30と小ロットの商品などが多い。ネットショップではオリジナルのペットウェアやバッグなどの小物類などの依頼があるという。

今回の資金調達により、採用の強化やシステム開発への投資、広報活動や職人登録数増加のための地方行政や団体へのアプローチなどを行っていく予定。
現状、依頼時に生地や仕様書・型紙などを用意する必要があり、一般の個人が注文するのは難しい面があるが、個人でも依頼しやすいような仕組み作りに今後は注力していく。
まずは、2016年の中頃を目処に、日本製にこだわったオリジナルテキスタイルを創作する宇仁繊維株式会社の協力のもと、サイト上で生地手配から行えるようにし、現物の出来上がりまでをワンストップで行えるようにする予定だ。

「nutte」は、2016年12月までの目標として、ユーザー数3万人、取引件数累計5,000万件、年間流通額2億円を掲げており、将来的には個人がスマートフォンからオーダーできるような仕組みの提供も目指していく。

nutte(ヌッテ)
https://nutte.jp/

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