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楽天、バーチャル試着サービスを提供するFits社を買収

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楽天株式会社は、イギリスでバーチャル試着サービス「Virtual Fitting Room(バーチャル・フィッティングルーム)」を展開するFits.me社が発行する全株式を取得し、完全子会社化したことを7月13日に発表した。取得価額は非公開。

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バーチャル試着サービスを提供するイギリスの企業

Fits.me社は、2010年にエストニアで設立された企業。現在はロンドンを本拠地として、ニューヨークとエストニアの3拠点にオフィスを構えており、従業員数は60人以上。
同社はECサイト向けに提供するバーチャル試着サービス「Virtual Fitting Room」を展開しており、利用客がウェブサイト上で服のサイズ感を確認できるサービスを提供している。

「Virtual Fitting Room」を導入したサイトでは、利用客が身長や体重などを入力することで、入力した体型のマネキンが作成され、服を着用したイメージが確認できる。

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フィットしたサイズを提案してくれるほか、服のサイズを切り替えて確認することもできる。サイズが合わない場合は、アラートが表示されるようにもなっている。
利用客としては、事前にサイズ感を確認できるため、サイズを決める際の参考にできるというものだ。

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アパレルを中心に導入されており、トーマスピンクQVC、プリティーグリーンなどが採用している。

楽天の代表取締役会長兼社長である三木谷浩史は「Fits.me社は、オンライン・ショッピングの楽しさと便利さを象徴するようなサービスを提供しており、成長を続ける当社のECサービスをさらに補完する存在になると期待しています。『バーチャル・フィッティングルーム』は、ユーザーがオンラインでより現実感のあるショッピング体験をできるようにするだけではなく、事業者にとってもサービス向上に欠かせない貴重なデータを得ることを可能にします。」とコメントしている。

Fits.me社の長年の顧客である英国QVC社のメディアオペレーション・ディレクター ブライアン・ファレリー氏は「アパレル小売業者にとっては、顧客データから事業課題の解決に利用できる知見をいかに引き出していくかが、今後の大きな課題です。Fits.me社が楽天グループに加わったことで、我々が抱えるこうした課題に対して、より高度なビッグデータに関する知見や技術サポート、拡張性のあるソリューションを提供してくれるものと期待しています。」とコメントしている。

Fits.me社は、今後もこれまでと同様にサービスを継続していくとのことだ。

Fits.me(フィッツミー)
http://fits.me/

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