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J.フ ロ ン ト、千趣会と資本業務提携 ー 102億で22.65%の株式を取得

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大丸松坂屋百貨店」や「パルコ」などを傘下に持つJ.フロント リテイリングは、「ベルメゾン」を展開する千趣会と資本業務提携を行うことを発表した。
J.フロントは、千趣会の株式22.65%を第三者割当増資や株主から譲り受ける形などで取得し、持分法適用関連会社化する。取得価額は、アドバイザリー費用などを含め102億4,500万円となる。

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カタログ通販「ベルメゾン」を展開

千趣会はカタログ通販「ベルメゾン」などを展開する企業。カタログ経由の売上は年々減少しているものの、ネット経由の売上をそれを補う形で伸ばしている。
直近の3年間の連結売上高は、1,400億台で安定しているが、連結純利益に関しては2012年度20億2,900万円、2013年度40億4,600万円、2014年度17億9,800万円と波がある形だ。
2014年度に関しては、通販事業において円安を伴う原価率上昇による利益減があり、前年比32.4%減となったことが響いた。

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最近の取り組みとしては、顧客ターゲットごとのプライベートブランドの展開や、30代後半〜40代を対象にしたカタログ「BELLE MAISON fashion」の新装刊、30代をターゲットにした「リルネ」を3月に発刊したほか、50代をターゲットにした「ヴィアラモ」も5月に発刊する。
また、中部地区での物流再編として、美濃加茂ディストリビューションセンターの開設工事もしており、年内に稼働予定だ。

J.フロントと千趣会は、既存の両社のプライベートブランド商品の共同展開による販路拡大やコスト削減、商品の相互販売、千趣会のEC事業のノウハウを活用したグループ通販の効率化やプラットフォームの再構築の検討などを行っていく。
これらを推進するための業務提携推進委員会も設置する。

千趣会は今回調達した資金を、オムニチャネル戦略推進に向けたシステム投資や、出荷体制・庫内システム等の物流インフラ整備、新ブランド展開における都市部(東京・大阪等)での旗艦店舗開発、J.フロントとの新規プライベートブランド商品の共同開発・共同仕入の資金に充てる予定。

J.フロント リテイリング
http://www.j-front-retailing.com/

千趣会
http://www.senshukai.co.jp/

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