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吉野家、人工知能を搭載したアプリでクーポン配信 ー 行動パターンや趣味嗜好を分析

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株式会社吉野家とタメコ株式会社は業務提携契約を締結したことを3月26日に発表した。タメコが提供する利用者の行動パータンに合わせてクーポンなどが発行できるアプリ「Tamecco(タメコ)」を4月1日から導入し、吉野家独自の来店ポイントやクーポンの配信サービス開始する。

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人工知能を搭載したアプリでクーポン配信

「Tamecco」は、独自に開発した人工知能を搭載したスマートフォンアプリで、スマホを操作しなくても来店するだけでポイントが取得できたり、利用者一人ひとりの状況にあわせた特典クーポンが取得できるサービス。吉野家のクーポン配信などもこのアプリを利用して行われる。iPhoneとAndroid向けにそれぞれアプリを提供している。

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4月1日から東京と埼玉の「吉野家」171店舗と同エリアにある海鮮三崎港・どん・はなまるの一部の店舗に先行導入し、来店ポイントの自動付与とクーポン配信を開始。今夏までに関東圏全体に展開することを目指す。


利用者の行動パターンや趣味趣向を分析して

このアプリで特徴的なのは人工知能の部分。利用者の属性データや行動パターン、趣味嗜好を分析したうえで、位置情報やタイミングをあわせてクーポンを発行する仕組みを提供する。
例えば肉系の飲食店を週1度で利用する人に対して、タイミングよく吉野家のクーポンを発行したり、肉系の飲食店が続いている人にすし屋を提案したりすることができる。クーポンに反応しない場合には、表示しないようにするなど利用者の反応に応じた調整も行う。

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吉野家のグループが運営する「はなまるうどん」や「海鮮三崎港」「ステーキのどん」などの異なるカテゴリの店舗にタイミングよく送客していく狙いがあるものと思われる。

来店するだけでもらえるポイントに関しては、店舗内に設置されたビーコンが来店を判別してポイントを付与する仕組みだ。


リアルで行うレコメンド

ワールドビジネスサテライトの取材に応じた吉野家 代表取締役社長の河村氏によると、AmazonなどのECサイトで行われている行動パターンに応じた商品提案をリアルで実現したいという考えがあるようだ。つまり利用者の行動パターンにあわせてタイミングよく食べたいものを提案するという世界だ。

「Tamecco」の参加店舗は3月26日時点では260店舗ほど。吉野家が参加することで参加店舗が一気に増える形だ。飲食店だけでなく、ドラッグストアやスーパー、美容など様々なカテゴリの店舗に対応していく方針のため、今後どのような存在になっていくのか注目だ。

吉野家ホールディングス
http://www.yoshinoya-holdings.com/

Tamecco(タメコ)
http://tamecco.jp/

Tamecco
iPhone / Android
価格: 無料

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