米Facebookは3月25日(現地時間)、開発者会議「F8」を開催し、企業がFacebook Messengerを通して顧客とのリアルタイムなカスタマーサポートを可能にする新サービス「Businesses on Messenger」を発表した。
Messengerを通して出荷ステータスの通知などが可能に
「Businesses on Messenger」は、企業がFacebookのメッセンジャーを使ったリアルタイムな顧客対応を可能にする新サービス。
例えばECサイトの場合であれば、注文確認の連絡や出荷スタータスの通知などができる。利用客が商品購入時にFacebook Messengerでの連絡を希望すれば、企業から利用者のMessengerに直接連絡することが可能になる仕組みだ。
メッセージはレイアウトデザインが可能、出荷ステータスの通知の場合は、地図や届けるアイテムを並べて表示することができる。
Facebookは最初の提携企業として通販サイトの「Everlane」と「zulily」を発表したほか、メッセージシステム面で「Zendesk」と数週間以内に連携することも明らかにした。Facebookは今後その他のライブチャットサービスを提供する企業と連携していく考えだ。
Facebookはこの日、Facebookアプリの月間アクティブユーザーが13億9千万人、メッセンジャーアプリの月間アクティブユーザーが6億人であることも明らかにしている。
Businesses on Messenger
https://messenger.com/business