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ソフトバンクとヤフー、Tポイントに出資 ー 両社で3割強の株式を取得

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ソフトバンクモバイル株式会社とヤフー株式会社は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)傘下の株式会社Tポイント・ジャパンの第三者割当増資を引き受け、ソフトバンクモバイルは資本参加、ヤフーは追加出資したことを発表した。
両社の株式の合計は35%に達する。

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ソフトバンクが新たに資本参加し、ヤフーは追加出資

ヤフーは、2012年6月にCCCとの戦略的資本・業務提携を発表し、2013年6月には「Yahoo!ポイント」を「Tポイント」に切り替え、「T-ID」を「Yahoo! JAPAN ID」に統一するなど、連携を進めてきた。その際に新設したTポイント・ジャパンに対してヤフーは15%の出資をしており、今回は追加出資した形となる。

3月17日には、両者間で情報連携を開始することを発表しており、Tポイント会員が購入した商品や利用したサービス・キャンペーンの履歴に関する情報や顧客傾向データをヤフーに提供することや、Yahoo! JAPANの広告閲覧履歴情報をCCCに提供するなどの連携を4月1日から開始することを発表している。いずれも個人を識別できない形での提供となる。


今後利用者情報の活用が一段と進む流れ

政府は3月10日の閣議で、膨大な情報を有効活用するため、個人情報を個人が特定できないように加工すれば本人の意向がなくても第三者に提供できるようにするなどの個人情報保護法の改正案を定めており、企業間での情報連携は今後重要な争点となっていくことが予想されている。
ソフトバンクが新たに資本参加したことにより、ソフトバンクモバイルのポイントの連携だけでなく、利用者の個人を特定しない形での情報連携とそれに応じた顧客への情報提供などが進むことになりそうだ。


アクティブユーザーが5千万人を超えるTポイント

Tポイントは1年間に1回以上利用するアクティブ・ユニーク会員数が5,278万人(2014年2月末時点)で、提携店舗数は35万店舗、年間の利用件数は30億件を超えており、日本最大の共通ポイントサービスとなっている。

日本経済新聞では、ファミリーマートもTポイント・ジャパンへの出資の方針を固めたと報じられてているが、ファミリーマートは3月25日の時点では「決定した事実はない」としている。

Tポイント・ジャパン株主構成および出資比率

  • CCCマーケティング株式会社:85%→65%
  • Yahoo! JAPAN:15%→17.5%
  • ソフトバンクモバイル:0%→17.5%
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