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楽天、フリマアプリ「ラクマ」は11月25日に公開 ー 手数料はすべて無料

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楽天株式会社は11月17日、フリマアプリ「ラクマ」のAndroid版を11月25日に公開することを発表した。それに先立ち、11月17日から出品の受付をウェブサイトで開始した。
iPhone版に関してもすでに申請済みで、Androidとほぼ同時期にリリースする予定だ。

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楽天は11月10日、ティザーサイトでフリマアプリ「ラクマ」をリリースすることを発表したが、本日その詳細が明らかになるとともに、スマホアプリの提供開始時期が明らかにされた。


ターゲットは特に絞らず、1分の簡単出品がウリ

「ラクマ」は、個人間で自由に売買できるフリマアプリで、名称は「楽天フリマ」からきている。ターゲットは特に絞らず、幅広いカテゴリを用意した。利用するには楽天IDが必要となる。
他社が出品にかかる時間は3分とする中、ラクマは「わずか1分の簡単出品」にかなりこだわったようで、初心者でも簡単に出品してもらえるように考慮されているようだ。
あくまでCtoCにこだわり、企業による出品は断る方針だという。

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デザインはシンプルにし、初心者でも簡単に使ってもらえるよう、わかりやすいページデザインを意識した」(ラクマのプロジェクトリーダー 井上貴文氏)としており、楽天らしさという部分では「商品説明文をかなりリッチに表現できる」モードを用意している。


販売手数料も無料。将来的には広告モデルによる収益化を検討

出品手数料、販売手数料、決済手数料はすべて無料で提供する。

フリマアプリでトップを走る「メルカリ」は、アプリを公開してから1年以上販売手数料を無料で提供してきたが、10月から販売価格の10%を手数料とする形に変更したケースもある。

「ラクマ」の販売手数料に関しては、「無料期間は特に設定していないが、今後有料化を検討する余地はある」(井上氏)としながらも、商品やユーザーがある程度増えた段階で、広告モデルによる収益化を第一に考えているようだ。

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「ラクマ」での購入によるポイントの付与はないが、商品購入時に楽天スーパーポイントを利用することはできる。
決済方法は、クレジットカード払いとコンビニ払いを用意しており、今後ペイジー決済にも対応する予定だ。
売上金の出金作業ができるのは月2回のケースが多いが、「ラクマ」では楽天銀行に限り毎日出金を可能にするという。1万円未満の出金は手数料 216円(税込)がかかるが、1万円以上は無料で出金できる。
出金先はネット銀行や、信用金庫なども含めてすべての金融機関を指定可能。


カスタマーサポートに力を入れる

お金のやり取りは楽天が仲介し、安心して取引ができるエスクローの仕組みを導入するほか、不審な出品がないかのパトロールも行う。
カスタマーサポートには、8年ほど運営する楽天オークションの経験豊富なスタッフが担当するため、開始当初から質の高いサポートを提供できるという。
問題がない商品に対して、難くせをつけるような利用客がいた場合は、「基本的にユーザー間で解決してもらうよううたっているが、ラクマに問合せいただければ、内容によっては積極的に関与していく」(井上氏)としている。

楽天の常務執行役員である高橋理人氏は「フリマの仕組み自体は誰でも作れるものだと思っている。実際に我々も3カ月間で開発した。大事なのは運用だと思っている。」と語った。

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CtoCのマーケットそのものが変わってきている

ラクマのプロジェクトリーダーの井上氏は「CtoCのマーケットそのものが変わってきている。いままではオークション形式で、入札によって値段があがっていくというのが、CtoCの主なサービス。いまはフリマのスタイルで、基本的に価格は固定で、ユーザー同士のコミュニケーションによって値段が下がっていくというモデルに変わってきている。」と語ったほか、高橋氏によるとオークションもフリマの想定ユーザーと異なることが見受けられるようだ「オークションは30代以上の高い年齢層が中心で、BtoCで取引されることも非常に増えている。
これが、初心者にとっては敷居が高くなっていることを意味し、気軽に売れるマーケットとしての「ラクマ」というイメージがあるようだ。

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「ラクマ」プロジェクトリーダーの井上氏

「ラクマ」は、公式サイトにて先行出品の受付を11月17日より開始した。11月25日の9時59分まで受付、出品のたびに楽天スーパーポイントのプレゼントや抽選で豪華賞品をプレゼントするキャンペーンも実施する。

高橋氏は、「SNSでコミュニケーションする次に、モノの売り買いをするフリマはむしろこれから市場が広がっていく。テレビCMなどは打たず、じっくり育てていく」と語った。


先行するフリマアプリはかなり洗練されたサービスを提供している。「手数料無料」と「カスタマーサポート」をウリにする「ラクマ」に関しては、まずはどれだけのユーザーに試してもらえるか、そしてその際にしっかりとした顧客満足を得られるかどうかが勝負になりそうだ。

楽天のフリマアプリ「ラクマ」
http://rakuma.rakuten.co.jp/

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