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MasterCard、世界初の指紋認証付き非接触型クレジットカードを発表 ー 2015年に提供予定

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MasterCardとZwipeは、世界初となる指紋認証付き非接触型クレジットカードを展開するために提携したことを発表した。新たに開発されるのは、カード内にある指紋スキャナに親指を置くことで本人確認を行い、瞬時に決済することを可能にするものだ。2015年に発行を開始する予定だ。

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暗証番号入力による本人確認に変わる新たなスタンダードになるだろうか。今回発表されたクレジットカードは、10月20日に開始予定のApple Payの仕組みの「カード版」といったところだ。
利用する際に、クレジットカード内にある指紋スキャンに親指を当てることでカードが起動し、NFCによる非接触型の支払いを行うことができる。認証自体は1秒で完了するとのことだ。動画によるデモでは、極めて簡単に支払いを完了する様子が確認できる。


ヨーロッバでは非接触型による支払いの場合、20ドル以上はPINコード(暗証番号)の入力が求められるが、このカードであれば金額の制限なく支払うことができる。
カード所有者の指紋データはカードに内蔵されており、外部のデータベースに登録されることはない。


クレジットカードと同じ仕様で、電池も不要

ノルウェーの銀行でパイロット版の導入テストがすでに行われており、よい評価を得られているようだ。
現在のバージョンは一般的なクレジットカードよりも厚みがあるものだが、開発中の次世代カードは一般的なカードと同フォーマットとなり、あらゆる支払い端末で使用可能なカードになる予定だ。2015年に発行するために現在開発が進められている。

このカードは「充電が必要なのだろうか?」という疑問を持つと思うが、2015年に発行予定のカードは、支払い端末からエネルギーを取り込むため、電池は不要になるようだ。

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このカードはまずはイギリスで導入されることになりそうだが、「カードはどのぐらいのコストで作れるのだろうか?」「指紋がうまく認証しなくなったりしないのだろうか?」などの疑問がある。しかし、これが実現すれば支払いはかなりスムーズに行うことが可能になりそうだ。今後の動向に注目したい。


Zwipe
http://zwipe.com/

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