INTERVIEW

【製造現場レポ】創業92年!子ども名入れ食器を製造・販売する陶器メーカー「竹堂園」

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最近流行りのイニシャルが使われた雑貨や小物は、持っていると特別感を感じられるアイテム。それが名前だと、さらに自分だけのモノという感覚が増しますよね。
今回は、名入れをした食器を製造・販売している瀬戸の陶器メーカー「竹堂園」さんにおじゃまし、お話を伺ってきました。

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名前と記念日を手描きで入れる、名入れサービス

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竹堂園は、瀬戸物の語源ともなっている陶器の産地、愛知県の瀬戸にある陶器メーカーで、自社のオリジナル商品をこちらの楽天のオンラインショップで販売しています。
竹堂園で力を入れているのが「食器の名入れサービス」。名前と、誕生日や記念日などの年月日を手描きで食器に入れることができます。
自社で食器を作っているので、食器を作る過程で手描きで名入れをして仕上げを行います。

売れ筋は名入れ子ども食器

竹堂園で一番の売れ筋のアイテムは、名入れ子ども食器です。楽天の子供食器ランキングでも1位を獲得し、現在も多数の名入れ子ども食器がランキング入りしているという人気ぶり。
名前と年月日を入れられるので、出産祝いとして贈られることが多いとのこと。また、卒園・入学祝いとしても贈られるそうです。

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こちらの「のっぽのポノ」シリーズ(は、キリンやライオンなどの動物をモチーフにした竹堂園のオリジナルキャラクターが描かれたアイテム。セットの種類も豊富なので、予算に合わせて選ぶことができます。セットの中のすべての陶器に名入れが施されます。

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「のっぽのポノ」シリーズの絵本も制作しており、あたたかい世界観を作り出しています。

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最近では、「マナーが身に付く」という切り口の名入れ子ども食器も登場しました。
食器に手を添えるためのくぼみが付いていたり、正しい場所に口を付けられるようにカップの飲み口に凸凹をつけていたり、細やかな工夫が凝らされています。
これらの商品は、実際に子供のいる女性スタッフによって企画されることが多いのだとか。実際に子供を育てる中でのリアルな声が反映されているので、ママにも子供にも使いやすい食器となっています。

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キッズ用食器だけじゃなく、名入れが可能な大人用の食器やペット用の食器も製造しています。ペット用の名入れ食器はなかなか珍しいのではないでしょうか。

実際に食器を作る過程を見せていただきました。

食器の成形から発送まで、すべて自分たちで

竹堂園では、食器の成形から焼成、絵付け、さらに食器の梱包から発送まで、すべて自社で行っています。

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こちらは、土をこねる機械。陶器は粘土が主な原料となりますが、それに水と珪曹という分散材を混ぜて陶器の生地を作ります。気温や湿度によってこれらの原料の比率を微調整する必要があり、この微妙な加減が難しいとのこと。
その後、土を石膏でできた型に圧力をかけて流し込み、成形します。この工程は、圧力鋳込みと呼ばれています。

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こちらは、成形された生地を型から外している様子。型と生地の間に空気を入れて外すのですが、こちらも空気を入れすぎると生地が歪んだりひびが入ったりしてしまうようで、加減が難しそうな工程でした。

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その後、一つずつ人の手によって細かい仕上げや装飾を行います。カップなどの取っ手もこの工程で取り付けられます。その後、食器をよく乾燥させて800度で素焼きを行います。

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素焼き後は、下絵付けや装飾を行います。こちらは、「いっちん」と呼ばれる、瀬戸焼独特の装飾で、ペースト状にした粘土で立体感のある模様を描きます。

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その後釉薬を塗り、窯で本焼きを行います。このように食器を棚状に積み上げ、台車で窯の中に運びます。
焼成後は食器をよく冷まします。本焼きでは、窯の中は1240度にもなるため、冷ますのにも丸一日、または一晩ほどかかるとのこと。

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食器を冷ましたあとは、上絵付けを行います。名入れはこの工程で行われます。名入れは、ひらがな・カタカナ・ローマ字で入れられるとのこと。一つずつ丁寧に名前が入れられていました。

最後に上絵を定着させるためにもう一度焼成を行い、食器の完成です。最初からここまでの工程は約10日ほどかかるそうです。
その後、梱包・発送作業が行われ、お客さまの手元に届きます。

大正13年創業の老舗メーカー

竹堂園は大正13年に創業し、今年で創業92年にもなる老舗メーカーです。
この名入れサービスを始めたのは約7年前ですが、今では売り上げの主力となっているとのこと。
広告などはほとんどかけておらず、口コミで広まっているようで、もらった人が本当に喜んでいるということが伺えます。楽天のレビュー評価でも満点の評価が多かったです。

食器の製造や販売で特にこだわっていることを聞いたところ、やはり食器の品質に一番こだわっているとのこと。食器の焼き上がり、名入れ、そして梱包の3回のタイミングに分けて商品の検品を行っているそうです。ネットで買い物をする場合、お客さんは食器の状態を自分で確かめられないため、その分売り手がシビアに検品を行う必要があるという思いから、このような細やかな品質管理を行っているとのことでした。

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竹堂園では、自社で販売する食器だけじゃなく、企業向けの商品(OEM商品)の制作も行っています。長年培われてきた技術と細やかな管理で、質の高い食器が作られています。アフタヌーンティーやフランフランなどの雑貨店のオリジナル商品の一部も、竹堂園で作られているとのこと。取材をさせていただいた部屋には、これまで作られた企業向けの商品がずらっと並べられていました。

以上、瀬戸の陶器メーカー竹堂園さんのご紹介でした。
皆さん食器作りに真剣で、1つ1つの工程にこだわりを感じられました。また、あたたかい方が多くとてもアットホームな会社でした。
ひと味違った出産祝いをお探しの方は、ぜひこちらの名入れ食器を送ってみてはいかがでしょう?


竹堂園
http://www.tohki.co.jp/

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桑田唯
ECサイトの雑貨バイヤーの経験を活かしつつ、ライター業にも従事。 海外で売っている商品や、各国のライフスタイルに興味があります。 好きな国はフランス。 2015年3月、インテリアコーディネーターの資格を取得。 2015年夏より、パリに滞在。 パリでの生活について発信するブログ「死ぬ前に、パリ暮らし」更新中。