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アメリカではすでに巨大な市場に — 日本でも注目が高まる「ポップアップストア」とは

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欧米のポップアップストア事情

こういった都心部一極集中による地価の上昇はニューヨークやロンドン、パリなどの大都市でも同様に発生しており、少ない初期投資で出店する方法としてポップアップストアの人気が高まっています。

そんなポップアップストア文化を支えているのが出店用スペースのマーケットプレイス。

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イギリスの「Appear Here(アピアヒア)」、アメリカの「Storefront(ストアフロント)」、フランスの「Popup Immo(ポップアップイモ)」など、各国のマーケットプレイスを通して小さなブランドの展示会から大企業のプロモーションまで大小様々なポップアップストアが出店されています。

私たちも日本で東京を中心に「SHOPCOUNTER」という同様のサービスを提供しており、レンタルスペースや貸しギャラリーを中心に、店舗の一角など気軽に出店できる場所を紹介しています。

最短1日から数千円でポップアップストア用のスペースをレンタル可能で、表参道の人通りが多い一等地に1日だけお店を出すなんてことも可能です。


今後の日本におけるポップアップストア展望

ポップアップストアを出す理由は販売だけではなく、ブランディングや認知度の向上など様々な目的があります。
「SHOPCOUNTER」を利用して出店したいくつかのポップアップストアをご紹介します。

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オンライン上で生活者と共にユニークな新商品をつくるプラットフォーム「Wemake」は、サービス上で開発された新商品 「Dplus」のポップストアを実施。
商品化を進める上で「生のお客様の声」を集めることを目的として出店されました。

表参道にあるイベントスペースで商品を紹介し、ターゲットに近いお客様から有益なフィードバックが得られたと言います。
普段はオンライン上で商品開発を進めていますが、ちょっとした表情の変化や声のトーンで細かいニュアンスを感じられるリアル店舗での経験は商品の改良に大きく寄与したようです。(より詳しいレポート

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▲12月に出店された「Wemake」ポップアップショップの様子。

最近では海外ブランドや地方を中心に展開しているブランドが東京での認知度を高めたいという理由でポップアップストアを開く事例も増えています。

オランダ発のレディースウォッチブランド「CLUSE」では若い女性の認知度を高めるための施策として、美容室の一角を利用してポップアップストアを出店しました。

委託販売可能なスペースを借りたことで富山県にある「CLUSE」の運営会社から販売人員を割く必要がなく、低コストで効果的な出店を実現しました。(より詳しいレポート

認知度が低く集客に不安があるブランドでも、美容院やカフェの一角であれば1日数千円という低コストで出店することができるため、立ち上げたばかりのブランドや1人で運営しているブランドに人気の出店方法です。

今後はこういった利用以外にもECのみで展開しているアパレルブランドがフィッティング会やスタイリングサービスのために利用したり、サービスを開発している企業がユーザーテストやブランディングの場として利用したりすることも考えられます。

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▲美容室の一角で展開されたCRUSE ポップアップショップ。

モノからコトへ消費の関心が移っていく中で、今後“体験する場”としての実店舗の需要はますます高まっていくことが予想されます。

さらにポップアップストアの台頭により、既存の店舗では実施が難しいチャレンジングな取り組みがしやすくなるのもポイント。

欧米ではすでに販売だけではなく、来店客に驚きや感動を与えて口コミを広めるポップアップストアの事例も増えてきています。

すでにポップアップストアが日常にとけこんでいる欧米のように、日本でもポップアップストアが大きなムーブメントとなる日も近いのではないでしょうか。
最所麻美

最所麻美

大手百貨店勤務を経て、(株)カウンターワークスにてポップアップストアの出店コンサルティングに従事。「SHOPCOUNTER Library」にてポップアップストア出店のコツや成功事例などの記事を執筆中。
最所麻美
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